新芽🌱

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分断を煽ることからは、できる限り距離をおきたい。スクショ含めた無断転載は厳禁。https://bookmeter.com/users/957838/books/read

最近の記事

今週の練習成果

    • 今週、読み終えた本 『サービスの達人に会いに行く』 『トヨタの危機管理』 『トヨタがやらない仕事、やる仕事』 『ぼく モグラ キツネ 馬』

      これはうちの病院の仲間に読ませたい。経営の手法や利益の出しかたは、病院は一般企業とは異なるように思うことが多いが、サービスについては参考になることが多々ある。いわゆる根底、背骨と言われるようなところを意識して自己鍛練することが大切だと感じた。 なるほどと思うことが多々あった。病院経営の参考に。 当院の幹部候補で読みまわしたい内容だった。 絵が素晴らしく魅力的。シンプルな線なのに、惚れ惚れする。内容も良い。これはいつか子どもに読ませたい。 自宅と病院の入院患者さん用に購入

      • ミラーリングとしての挨拶

        診察室に入ってきた患者さんが「おはようございます」と言えば、こちらも「おはようございます」と返す。 「こんにちは」なら「こんにちは」。 精神科医に限らず、人は意識することなく自然にこういう同調・同期行動をとっている。これはミラーリングという行動の一つで、同調された相手はささやかながらも安心感を抱く。 診察室で、私はこのミラーリングを意識的に行なう。 たとえ12時近くになっていても、患者さんから「おはようございます」と言われたら「おはようございます」と答えておいて、「あっ、

        • 今週の練習成果

        今週の練習成果

        • 今週、読み終えた本 『サービスの達人に会いに行く』 『トヨタの危機管理』 『トヨタがやらない仕事、やる仕事』 『ぼく モグラ キツネ 馬』

        • ミラーリングとしての挨拶

        • 今週の練習成果

          今週、読み終えた本 『子どもへの性加害』 『夜の道標』 『ユーザーファースト』 『キリンビール高知支店の奇跡』

          性加害を繰り返す性依存の人を治療担当することがあるので、参考にしたくて読んだ。 本書は「子どもへの性加害」と銘打ってはあるが、性加害一般に当てはめて考えることができる部分も多々あった。特に、本人が負うべき責任、被害者と被害者予備軍の権利と本人の権利を天秤にかけたら、被害者の権利のほうが圧倒的に重いのは当たり前だ、という点には深く頷いた。 設定がやや極端だったり、小学生の思考が小学生にしてはやや大人びていたり、という違和感があったものの、そんな違和感を吹き飛ばすくらいに引き込

          今週、読み終えた本 『子どもへの性加害』 『夜の道標』 『ユーザーファースト』 『キリンビール高知支店の奇跡』

          説得より、質問

          患者さんの考えや行動を変えたいときは、説得しない。 質問する。 たとえば、依存症の患者さんが治療プログラムの途中で「退院します」と言ったとき。 「そんなこと言わずに頑張りましょう」 思わずそんな言葉が出そうになっても、こらえる。 「退院したいんですね。ご家族に連絡は?」 「いや、まだ」 「なんて言われそうですか?」 「ダメって言うでしょうね」 「どうして?」 「体が心配とかでしょう」 「ご家族は体の心配をされてるんですね」 「でしょうね」 「そのこと

          説得より、質問

          レッテルを貼られない、貼らない

          たった一回の出来事でネガティブなレッテルを貼られることがあるから気をつけなさい。 たった一回の出来事でネガティブなレッテルを貼ってしまわないように気をつけなさい。 うちの子どもたちに教えること。

          レッテルを貼られない、貼らない

          今週の練習成果

          今週の練習成果

          今週、読み終えた本 『大学病院の奈落』 『継続するコツ』 『風評破壊天使ラブキュリ』 『それしかないわけないでしょう』

          外科は門外漢ながら、書かれていることからすると、当時の群馬大学病院の外科について、一外科と二外科のギスギスした対立など「それはさすがにまずいのでは……」と感じることが多々あった。 ただ、同じ「地方国立大学医学部」を卒業した身からすると、著者に「そういうもんなんだよ……」と言いたくなることもあった。たとえば、部活の上下関係が卒後も濃く引き継がれることを、さも群馬大学独特の風土のように描写してあるが、これはおそらく地方国立の医学部ならどこでも似たようなものではなかろうか。というか

          今週、読み終えた本 『大学病院の奈落』 『継続するコツ』 『風評破壊天使ラブキュリ』 『それしかないわけないでしょう』

          乳ガン発見の功績

          高齢者施設の往診でのこと。 ある女性の左胸に皮疹があるというので診察すると、ずいぶん昔と思われる乳ガンの手術痕があった。 もしかすると再発かもしれない……。 紹介状を書いて乳腺外来を受診してもらったところ、その皮疹はただの湿疹だった。 ところがである。 乳腺外来の診察で、右胸にシコリが見つかって、なんとこれが乳ガンだった。 そしてなぜか、施設の職員からは、私が発見者のごとく称賛されたのであった……。

          乳ガン発見の功績

          平常業務は60%の力で

          新社会人の皆さん。 平常業務は60%の力でやりましょう。 緊急時に100%を出せるよう、力は温存するのです。 でもこれ、決して「手を抜こう」という意味ではありません。 平常業務は60%の力でこなせる実力をつけよう、という話です。 実力がつけば最大値も上がりますが、公私ともに起こりうる緊急時のための余力は常に意識しておきましょう。

          平常業務は60%の力で

          今週の練習成果

          今週の練習成果

          今週、読み終えた本 『負けへんで!』 『私たちはどう学んでいるのか』 『人物画のヒント150』

          大阪地検特捜部、本当に腐りきってるな……。 村木さんのときもひどかったが、山岸さんの冤罪事件もメチャクチャだ。しかも、冤罪確定後の国賠請求でも取り調べ録画を出すことになんだかんだと屁理屈をつけて抵抗しているという……。 無実の人を追い込むという大失態だけでなく、それを反省すらしない姿勢は、働いていて恥ずかしくならないのだろうか……? 読むと検察不信に陥るが、非常にいい本だった。 私がまだ小学生になる前のこと。プッチンプリンが好きだったのだが、祖父や母が皿に「プッチン」と出す

          今週、読み終えた本 『負けへんで!』 『私たちはどう学んでいるのか』 『人物画のヒント150』

          患者さんと保護室でお寿司を食べた話

          ずいぶん前の話。 保護室で隔離(外から鍵をかける)していた患者さんが、寿司の出前をとった。 え? どうやって? 看護師によると、時間開扉(一定時間、鍵を開けて外での様子をみる)のときに電話の希望があり、家にかけるものと思ってテレカを渡したら寿司屋に電話したようです、とのこと。 「どうしましょう?」と尋ねられたので、「返却するのは寿司屋さんに申し訳ないし、代金は本人が払ったようだし、お部屋で食べてもらいましょう」と答えた。すると、 「それが……、先生のぶんもあるですよ

          患者さんと保護室でお寿司を食べた話

          今週の練習成果

          今週の練習成果

          今週、読み終えた本 『職場の発達障害』 『2』 『犯罪心理学者が教える子どもを呪う言葉・救う言葉』

          仕事がら、特別に目新しい話はなかった。一般の人が読むにはちょうどいい内容と分量かな。 すごい小説だった……。 途中、「もしかしたら」と思っていたことは的中したが、ラストのタネ明かしで、その的中がほんの一部に過ぎなかったと知る。シリーズ(?)のうち未読のものもあるので、そちらも読んでみよう。そして、つながりを楽しもうと思う。 これまでけっこうな数の育児書を読んできた身からすると、可もなく不可もない、というところ。「ロールレタリング」を知れたのは良かった。これは依存症臨床にも

          今週、読み終えた本 『職場の発達障害』 『2』 『犯罪心理学者が教える子どもを呪う言葉・救う言葉』