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”絶対”を和らげてみたらなんか楽しめた

今までの休みは,出かけるなら午前中から出かけないともったいない気がしていた.交通費もかかることだし,何かしらしないともったいないと.

しかし思ったように物事は進まず,夜ふかしが影響して朝起きるの遅くなったり,溜まった家事をしたり,何かするのを決められずダラダラしたりしてしまう.そんな間に14時過ぎになってしまう.なんかやりたいなと思うことを十分にするにも出来ないしと,この時点で失敗した休日になってしまうのだ.

そんな休日を社会人になってから何回も見送ってきた.けれどなんかそれは諦めるのが早いのではと.あまり良くはないけれど終電まで動けることを考えれば,14時過ぎから出ても約8時間はある計算になる.この8時間は平日の勤務時間に等しい.あの間でやっていることを考えれば,結構色んなことをできるのではないだろうか.

カラオケだったら2時間もあれば満足に歌えるし,ゆっくりお茶やご飯でも1時間あれば楽しめる.ウインドウショッピングも3時間歩きまわれば,程よく疲れるくらいにはなる.小説もあまりディープではなければ2時間ほどで読み切れる.

どうせ体力もそんな続かないんだし,そのときにやりたいと思ったことをふらっとしてみよう.そう思ったのが,昨日土曜の16時.

行き先は電車で30分ほど離れた繁華街である.周りにある商業施設を含めれば,1日かけて遊べるような場所である.折角行くならしっかり遊びたいと,行かずに放置していたのである.

着いたのは17時過ぎ.暑かったのもあるのは,思っていた以上に人は少ない.そう言えばここに来たのは小学生以来かもしれない.なんの懐かしさも感じないけれど.歩き進めると占いの館らしき建物を発見.割と有名らしい.ふらっと入り,占ってもらう.当たっているかは分からないけれど,体力をつけないさいと力強く言われたのは心に留めておこう.そのまま近くの有名な公園に行ってみるも,薄暗かったのでパス.そのまま大通り沿いを歩く.同じ県内なのに,違うものだなと当たり前のことを思う.歩き疲れてきたしと,サイゼでご飯を食べて帰宅.家についたのは21時.

トータル4時間のお散歩である.往復の電車賃を考えるともったいないと思うこともあるけれど,でもずっと家にいただけでは味わうことが出来なかった刺激を感じることが出来た.もちろん,なにか目標や目的をもって行動できたほうが身にはなるかもしれないけれど,あまり考えすぎると行動できない私みたいなタイプはこのぐらいのハードルの高さでちょうど良い気がする.

”全部”を”ちゃんと”やりきる必要はないから,少しずつ積み重ねて行きたいと思うのだ.

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