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「目論見」with「計算度外視」

そう来ましたか!!!

世界初の「新幹線プロレス」が、9月18日の午後1時9分東京発~名古屋行きの「のぞみ371号」車内でおこなわれます。

1両を専用に貸し切るとのこと。限られたスペースでどういう闘いを展開するのか? 予想しただけで生きる気力が沸き上がってきます。

DDTは過去に「本屋プロレス」や「路上プロレス」を何度もおこなってきました。ちなみに↓は昨年3月。場所は西武新宿線&都営地下鉄大江戸線・中井駅のすぐ近くにある伊野尾書店さんです。

ご覧になったらわかりますが、決して「出オチ」ではありません。ちゃんと試合として成立しているし、見入ってしまう。路上やお店のフロアでさらっと受け身を取っているけど、想像以上にきついはず。

付け加えると、高木三四郎選手はDDTやプロレスリング・ノア、東京女子プロレスなどの経営を担う「サイバーファイト」の代表取締役社長です(あの「サイバーエージェント」の傘下)。そんな大物が大真面目に身体を張り、こういう試合をしている。

彼は「新幹線プロレス」にも出場します。対戦相手は国内外の様々なリングでファンを熱狂させている「プロレス王」鈴木みのる選手。ストーリーを積み上げたうえで彼らのシングルマッチを組めば、普通に後楽園ホールぐらいは埋められるはず。なのにチケット75枚限定の新幹線でおこなってしまう。

ビジネス的な目論見は当然あるでしょう。一方で「ただ前代未聞なことをやりたい」という計算度外視の熱を感じるのもたしか。それらの共存に社会人のロマンを見出します。お金お金でガチガチせざるを得ない実情。だからこそ時には世知辛さを笑い飛ばし、バカになって大興奮したい。プロレスが存在する理由のひとつはまさにこれだと考えています。

高木大社長に興味を抱いた方は↓もぜひ。

きっと配信がありますよね。「新幹線プロレス」楽しみです!!!

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