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改めて「謎だ」と思ったこと

久し振りに聴きたくなりました。

村上春樹さんがディスクジョッキーを務めるラジオ番組「村上RADIO」です。毎月の最終日曜に放送しています。

↑に載っている文字起こしを読んで「おっ」となりました。最後に春樹さんが興味深い発言をしているのです。

「ノーベル文学賞は誰が候補になったか、50年後まで公表しないことになっています」
「50年経って資料が出てきて、ボルヘスさんは少なくとも10回候補にはなったけど受賞はしなかったことが明らかになっています」
「グレアム・グリーンは15回、トマス・ハーディは12回。どちらも受賞はしていません」

春樹さんは、同文学賞に関心がないことを公言しています。特になんらかの含みを持たせたわけではなく、翻訳家の柴田元幸さんをゲストに迎えていたから自然とそういう話題へ流れたのでしょう。とはいえ、ファンとしては気になります。「村上春樹はいままでに何回候補になったのだろう?」と。

教えてほしいわけではありません。むしろ知りたいのは選考基準がどうなっているのか(昨年亡くなったコーマック・マッカーシーが受賞できなかったことがいまだに納得できない)。ただ春樹さんの口からこういう話が出たことに無関心ではいられないのも事実です。

本日2月12日の20時から再放送してくれます。ライブで聴くのが難しい場合はradikoという手も。

勧めておいてなんですが、実は仕組みをイマイチ理解していません。わかっているのは、私と同じ関東に住む人は放送から1週間以内であれば無料で楽しめるということ(再生し始めてから24時間以内であれば、合計3時間まで、いつでも聴くことができる)。詳しくは↑を。

大好きな「村上朝日堂 はいほー!」を読みながら休日に聴きます。

しかし15回はさすがに。。。改めてノーベル文学賞、謎ですね。

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