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Check... エマニュエル・トッドが語る、西洋とアメリカとロシア

世界屈指の知識人エマニュエル・トッドが断言!「西洋はもはや世界の嫌われ者である」

の記事のcheckをしました。

エマニュエル・トッド曰く 「世界中の人々はアメリカを嫌っており、ロシアの勝利を心から望んでいる」

4P目に書かれている 「世界中の人々はアメリカを嫌っており、ロシアの勝利を心から望んでいる」なんですが、見た瞬間、こんな言葉を日本人は誰も云えない。いやさ、小室直樹 先生がご存命なら おっしゃっていたかも?と感じた次第です。エマニュエル・トッド と 小室先生って学術分析からの"ソビエト崩壊の予言"で繋がっていましてね。私はどこか?敬愛して病まない小室先生の言葉のように参考にしている所があります。

要約

ウクライナにおける紛争は、世界の大きな関心事となっており、特に西側諸国は、アメリカ、イギリス、EU、そして日本を含め、軍事的、財政的、人道的な援助に多大な努力をしています。しかし、これらの支援にもかかわらず、戦況は依然として不確定な状態が続いており、一部の国々は中立を保つどころかロシアに肩入れしているように見えます。

このような状況の中で、エマニュエル・トッドは、戦争を通じて私たちが経済の現実をより明確に認識するようになったと述べています。西側諸国が経済力において圧倒的な優位にあるという従来の見方がありましたが、ロシアのGDPが世界のGDPのわずか4.9%に過ぎないにも関わらず、その産業力は予想外の耐久性と生産力を示しています。特に、西側諸国が兵器や弾薬の供給に苦慮していることは、その一例です。

トッドは西側諸国の経済が、実体よりも虚像に満ちていると批評しています。彼によれば、グローバル化の過程で実際の生産手段が西側から移転された結果、西側の経済力が過大評価されていたことが明らかになりました。これは、西側が抱えている核心的で深刻な問題であると彼は指摘しています。

さらに、トッドは「西洋対世界」というフレーズを用いて、西洋が世界的にどのように見られているかを論じています。彼自身が西洋人の視点から語っているとしつつも、世界中で西洋、特にアメリカに対する反感が増大している現状を明らかにしています。彼によると、世界中でアメリカを応援するよりもロシアの勝利を望む声が高まっているとのことです。

きっとAERA.dot は本当は 「世界中の人々はアメリカを嫌っており、ロシアの勝利を心から望んでいる」の言葉をタイトルで使いたかったんだろうなぁ等と推測しながら… 100%荒れる可能性が高いコトは 誰も致しません。

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