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選ぶことのたのしさ

このあいだ、セブンルールで文喫が取り上げられていた。入場料のある本屋さん。去年の冬にいったのがなつかしく、またいきたいと思った。

たまにとても文化的な気分が高まるときがあって、疲れてるときだとか、いい本に出会ったときだとか、そんなときで。なぜか東京にいきたいって気持ちも出てくるのだけど、それってなんでかなと。やっぱり選べることが楽しいのかなって思っている。いきたいところがたくさんあって、でもたまにしかいかないから前も行ったことあるとこ行っちゃったりもするんだけど、どこ行こうなに買おうって選べること自体がわくわくするわけなんだなあと。

そういう選択肢の多さはやっぱり都会ならでは、という感じがしていて、地方にもいろんな選択肢が増えてほしいと思う。知らないだけということももちろんあるんだろうけれど。知らない、というところで言うと、地方を見つめ直すみたいなことは、とっても大事だと思う。

東京のすきな場所に、d47 MUSEUMがある。はじめて行ったのは大学生のころで、地方のいいものが集められたその空間が一瞬ですきになった。d47食堂は、だれかとご飯にいく場所に迷ったら必ずおすすめするくらい。熊本定食、おいしかったなあ。

d&depertmentをきっかけに地域のよさに目を向けたくなったし、地元である新潟、長岡ってどうだろう、と思うようになった。卒業後、Uターンしてから見つけたいいところも、物足りないところもある。新潟は個人的にはもったいないと思う。ほどほどに都会なのに、あまり選択肢は広がらない。新潟といっても広すぎて一概には言えないけれど。

冒頭にあげた文喫という本屋さんも、本を選ぶたのしみがあったし、東京という街もたくさんのお店から選んで訪れるたのしみがある。選ぶことのたのしさを自分の住む街でも広げたい、広がったらいいなと思う。

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