とりとめもないこと2022/07/25-27
建て替え工事一式請負い、解体作業の現場で解体屋さんと一緒に瓦屋さんに屋根をやってもらい、内装解体に一部大工の俺も入る。
ユンボ(重機)でグシャッ、バールでボコスカ。
廃材をあらかたお片付け。
やり終えるとめちゃくちゃ達成感ある。
ハイエースという、お洒落なオフィスで休憩中。バルクアップのタンパク質より、水分と塩分補給の日々に結局なっています。
解体屋さんたち、実は二番目の兄貴の同級生だった。
予定よりも大幅に早く作業も進み、次の工程までだいぶ余裕ができた。
ありがたい。
ユンボといえば『彼女がその名を知らない鳥たち』の陣治。
お人好しすぎる陣治も現場職人だった。
めちゃくちゃ好きな映画のひとつ。
Amazon primeにあるので気が向いたら観てみてください。めっちゃ暗いけど泣ける。
谷崎潤一郎の春琴抄とか痴人の愛に通じるマゾヒズムがあるけれど、最後の最後で胸が締め付けられて号泣した。
俺はお人好しかも知れないけれど多分マゾではないはず。
原作があるのをつい最近になって知った。
しかも映画はかなり原作に忠実だったらしい。
黒崎に捨てられた主人公の女、十和子の壊れっぷりと、黒崎を忘れられずにその埋まらない心を誤魔化すかのようにダメ男の水島に引っかかり、かたや、自分を大事にしてくれる陣治の心を都合よく扱う。
マゾを通り越して、仏様かマリア様クラスの健気すぎる陣治。
でも陣治の気持ちも分からなくもない。
職人さんって大概汗くさいし、性格も汗くさいけど、根は純粋だったり一途な人が周りも多い気がする。お人好しというか。人によるけど。
お人好しだと損するのはわかってるけど、お人好しになってまう。
仕事でもなんでも。お人好しな時点でマゾなのかも知れない🤔
この人には何ゆうても無理、ついて来れんやろなーとかそういうのがわかりきってても、無駄に懇切丁寧に説明したり話そうとするから時間も結局は無駄になることがたまにある。
そういうのは、どこかで割り切って、言い方悪いけど、切り捨てないといけない。
泥くさくて気が強いけどダメな女の子ってなんか惹かれる。
過去、お付き合いしていただいた方々、妻も含めて全員、気が強い😭
幸い、十和子と陣治みたいな共依存ではなかった。
十和子はガチモンでダメな女の子だけどどこかめちゃくちゃ純粋で、不器用すぎるけど一生懸命。そういうのに弱いワタクシ。
不器用で一生懸命な人は老若男女問わずめっちゃ俺がどうにかしてあげないとって変な母性反応する🤣
俺が陣治だったら、十和子とはどうしただろう……。
原作も読みたくなった。
思いやりや優しさがあったら最後、ああいう結末にはならないよなぁ。
十和子さんだけでなく、登場人物全員、ほんとヤバい。
このあとは夕方、リフォームの現調へ行かないといけない。少し中途半端に時間ができてしまったのでした。
待って、めっちゃネガティヴモード爆凸しとるので、欠点を長所に喩える。
お人好し 親切
ナルシスト 謙虚すぎない
お調子者 ノリが良い
独善的 面倒見が良い
我が強い 自分が確立されている
自惚れ屋さん 謎の自信で救われる
突然ネガティヴ 内省できるときもある
呑気 楽観的
デリカシーない …? 空気読まない、?
気分屋 空気読まない??、
アー❗️
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