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とりとめもないこと2022/07/25-27

建て替え工事一式請負い、解体作業の現場で解体屋さんと一緒に瓦屋さんに屋根をやってもらい、内装解体に一部大工の俺も入る。

ユンボ(重機)でグシャッ、バールでボコスカ。
廃材をあらかたお片付け。
やり終えるとめちゃくちゃ達成感ある。

ハイエースという、お洒落なオフィスで休憩中。バルクアップのタンパク質より、水分と塩分補給の日々に結局なっています。

解体屋さんたち、実は二番目の兄貴の同級生だった。

予定よりも大幅に早く作業も進み、次の工程までだいぶ余裕ができた。
ありがたい。

ユンボといえば『彼女がその名を知らない鳥たち』の陣治。
お人好しすぎる陣治も現場職人だった。

めちゃくちゃ好きな映画のひとつ。

Amazon primeにあるので気が向いたら観てみてください。めっちゃ暗いけど泣ける。

谷崎潤一郎の春琴抄とか痴人の愛に通じるマゾヒズムがあるけれど、最後の最後で胸が締め付けられて号泣した。

俺はお人好しかも知れないけれど多分マゾではないはず。

あらすじ
十和子は言い知れぬ欲求不満を抱えながら毎日を過ごしていた。同居人である陣治が何の取り柄もない野卑で不潔な男であり、僅かばかりの給金すら貰えれば後は顔も見たくない存在だからだ。十和子はかつて恋仲であった精悍な男・黒崎を思い出しては嘆息を洩らすのだった。

そんなある日、故障してしまった思い出の腕時計について十和子がクレームをつけたデパート社員・水島が、詫びの品をもって家を訪れる。頑なな態度を崩さない十和子に、水島は濃厚な接吻を与えその心をとろけさせた。情事を重ねてか家を頻繁に空けるようになった彼女を叱りに、姉である美鈴がやってくるが、あくまで陣治は十和子をかばい続け美鈴に呆れられた。特に黒崎とよりを戻したかと疑う美鈴に、陣治は「それはあり得ない」と力を声にこめた。

そして、同じころ十和子は刑事の訪問を受け、黒崎が5年も前から失踪していると聞き驚く。真相を知りたくて黒崎の妻に会いに行く彼女は、そこで意外な人物と顔を合わせる。国枝というその老人は十和子を以前慰み者にした男だった。実力者である国枝の後ろ盾を得るべく黒崎は十和子を貢物として捧げ、その結果国枝の姪を花嫁に迎えた…そんな過去の記憶が十和子の胸によみがえった。思い出したことはそれだけではない。黒崎と別れた彼女が帰宅すると、陣治が「会社で殴られた」といって血に汚れた衣服を洗っていたのだ。

何か謎がある。戸惑う十和子は一方で水島の態度のよそよそしさに気づく。彼もまた十和子との関係を遊びとしか思っていなかったのだ。そんな裏事情を尾行によって得ていた陣治は、十和子に、またえらいことになるで、と水島と手を切るように訴える。だが、十和子は陣治の言動に反発し、何かに憑かれたかのように水島に会いに出かけるのだった。
wikipedia

原作があるのをつい最近になって知った。
しかも映画はかなり原作に忠実だったらしい。

黒崎に捨てられた主人公の女、十和子の壊れっぷりと、黒崎を忘れられずにその埋まらない心を誤魔化すかのようにダメ男の水島に引っかかり、かたや、自分を大事にしてくれる陣治の心を都合よく扱う。

マゾを通り越して、仏様かマリア様クラスの健気すぎる陣治。

でも陣治の気持ちも分からなくもない。

職人さんって大概汗くさいし、性格も汗くさいけど、根は純粋だったり一途な人が周りも多い気がする。お人好しというか。人によるけど。

お人好しだと損するのはわかってるけど、お人好しになってまう。
仕事でもなんでも。お人好しな時点でマゾなのかも知れない🤔
この人には何ゆうても無理、ついて来れんやろなーとかそういうのがわかりきってても、無駄に懇切丁寧に説明したり話そうとするから時間も結局は無駄になることがたまにある。

そういうのは、どこかで割り切って、言い方悪いけど、切り捨てないといけない。

泥くさくて気が強いけどダメな女の子ってなんか惹かれる。
過去、お付き合いしていただいた方々、妻も含めて全員、気が強い😭
幸い、十和子と陣治みたいな共依存ではなかった。

十和子はガチモンでダメな女の子だけどどこかめちゃくちゃ純粋で、不器用すぎるけど一生懸命。そういうのに弱いワタクシ。

不器用で一生懸命な人は老若男女問わずめっちゃ俺がどうにかしてあげないとって変な母性反応する🤣

俺が陣治だったら、十和子とはどうしただろう……。

原作も読みたくなった。

思いやりや優しさがあったら最後、ああいう結末にはならないよなぁ。

十和子さんだけでなく、登場人物全員、ほんとヤバい。

このあとは夕方、リフォームの現調へ行かないといけない。少し中途半端に時間ができてしまったのでした。

待って、めっちゃネガティヴモード爆凸しとるので、欠点を長所に喩える。

お人好し    親切
ナルシスト   謙虚すぎない
お調子者    ノリが良い
独善的     面倒見が良い
我が強い    自分が確立されている
自惚れ屋さん  謎の自信で救われる
突然ネガティヴ 内省できるときもある
呑気      楽観的
デリカシーない …? 空気読まない、?
気分屋     空気読まない??、

アー❗️ 

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