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おせっかい


今、バス停でバスを待っている。

ルームメイトの1人と一緒にEnglish schoolに向かう途中だ。

マルタの朝は気持ちがいいが肌が気になる。

晴天だけれども空気が乾燥している。

年間300日は晴れと言われるマルタ

もっと化粧水を塗り込んでこればよかったと少し悔いを残してバスを待っている。


今まで何度も思考したが、最近また頭に浮かんできたことがある。

「 サッカーが楽しい 」

サッカー場 in Malta



私はマルタの女子サッカーリーグでプレーをしている。

私のチームには外国人選手が5人所属していて、私はその1人だ。

そして、
その内私含めて4人でシェアハウスをしている。

練習の行き帰りも基本的に4人同じだ。
家からグランドまでバスで40分くらいかかる。

帰り道、
誰かの気分が落ちてネガティヴムードになることはよくあることだ。

練習でうまくいかなかったのか
練習でなんとなくわかる次の試合でスタメンかサブかを悟っているのか

なんでネガティヴムードなのか明確なことはわからない。

けど2週間一緒に過ごしてわかったことは

ネガティヴムードとポジティブムードの差が激しいこと。

ネガティヴの時は常に携帯を見ている。

ポジティブの時は結構話しかけてくる。

私は他人に落ち込んでいるところを見せるのが得意ではない。

だからこそ、チームメイトのムードの差が羨ましくもあり不思議にも思う。



私は3年半のブランクを経てサッカーという競技を再度始めた。

大学4年の時に競技としてのサッカーをやめようと決めた理由は明確で、

日本代表になれない自分を持ったままサッカーを本業といった形で続けるたことに違和感があったからだ。

当時は
上を目指すことこそ人生の醍醐味だと疑いもしてなかった。
だから無意識に自分の身体が無理かもって思っていることに気づいてからはやめる一択だった。
(簡潔に伝えるとそんな感じ)



今、プロとしてサッカーをしているのは、


単純にサッカーが楽しいから。


プロサッカー選手を名乗ることに関してまだ思考が足りないことは承知だが、

私が今サッカーをしているのは紛れもなく、楽しいからに他ならない。

他にもなぜサッカーをやっているのかを問われれば答えは複数出てくるし、
なぜ楽しいと思えているのかも説明できるほど思考した。

楽しいだけではプロになる決断をして今毎日サッカーを考える生活を選択をしていない。

でも楽しくなければサッカーを選んでやっていない。

単純な言葉だけれども
楽しいこそ、今の自分をつくっている。


話を戻す。

ネガティヴムードが定期的に現れるチームメイト兼ルームメイト

彼女たちが、サッカーをしているところを観察すると

何かに取り憑かれたかのようで発散できない個性があるようでもどかしい。
かつての私のように。

あえて抽象化するならば、
サッカー = 情報処理
な感じがした。

情報処理のサッカー

タスクのような守備
マニュアルのようなクロスへの入り方

もちろん、その行動を否定はしていない。
むしろ常識で行動としては継続すべきではあると考えているが、

マインド面であそび心がない感じがする。

大事なチームメイト兼ルームメイトだからこそ、

何か私が彼女たちの心に緩みやよどみ、何かしらを与え、

職業としてのサッカーだけでなく個性が発散し豊かな練習時間を過ごせるのだとしたら、


何ができるのだろう。

私の性格に合わない
おせっかいを焼いている。

焼いてしまっている。


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