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【#1】ダイエットを始める前に知ってほしいこと


どんな時にダイエットを始めようと思いますか。

健康診断の結果がきたとき。

着たい服が着れなかったとき。

鏡に映る自分を見たとき。

理想のスタイルの人を見かけたとき。

好きな人ができたとき。


きっかけは人それぞれだと思います。

そしてまた、ダイエットの目的も人それぞれだと思います。


健康のため、

理想の人に近づくため、

自分の好きな自分になるため。


色々な目的があると思いますが、私が発信するダイエットに関する記事は、健康になることを目的にダイエットをする方に向けて書いていきたいと思っています。


そのため、健康を犠牲にして行うダイエットをしたい方には向いていない内容であったり、変化が出にくい可能性があります。


そもそも、健康のためのダイエットとそれ以外のダイエットってどう違うのって思う方もいらっしゃるかもしれません。

私が思う健康のためのダイエットとは、ダイエットの必要性がある人が行うダイエットだと思います。

では、ダイエットの必要性をどうやって判断すればいいのでしょうか。

自分を知ろう①

ダイエットの必要性を判断することは、それほど難しくありません。

ここでは、BMI(Body Mass Index)という指標を使います。

BMIとは、肥満ややせの判断基準となるもので、国際基準として使用されているものになります。(国によって肥満の判定基準は異なります)

BMIは、健康診断の結果にもある項目だと思います。

もし、健康診断の結果をお持ちでしたら、ぜひご確認ください。

自分を知ろう②

健康診断の結果がない方は、画像3の手順で簡単に算出できるので、ぜひ計算をしてみてください。

画像3

ご自分のBMIを確認していただいて、どのように感じましたか。


太っている人と思っていたけど、「普通体型」に当てはまった方もいれば、思っていた通りに「肥満」に当てはまっていた方もいるかもしれません。

どのような結果になっても、今の自分がどのような状態であるかを知ることが、健康を維持する上で非常に大切です。


それを今確認できたことが健康を維持するための大きなな一歩になったと思います。


一方でBMI18.5未満であったにも関わらず、今の体型は理想的ではない、もっと痩せたいと思った方もいるかもしれません。


実際、多くの人の憧れの的となる芸能人やアイドルの多くは、BMIが18.5未満の人が多いです。

しかし、BMIが18.5未満だと月経不順や筋肉量の低下、骨密度の低下など健康を損なうリスクが高くなってしまいます。 


それでも、もっと痩せたいんだと思う場合には、健康を損なうリスクがあるんだということを常に頭の中にいれておいていただきたいです。

痩せている=健康
ではありません。

痩せすぎは不健康です。

BMIが18.5未満であればそれはもう低体重(やせ)であり、痩せる必要がないんだということはちゃんと理解しておいていただきたいです。


また、管理栄養士ができるのは、あくまで提案です。


実際にやるかやらないかはご自分で判断していただくことになります。どちらにしても強制することはできません。

別に病気になってもいい、それでも好きなものを食べたいっていうのもひとつの意見だと思います。

ただ、病気になったらどんな不自由が出るのかまでちゃんと考えていただきたいんです。

病気になってしまってからでは、手遅れなことだってあります。

例えば糖尿病になってしまった場合、最悪失明や壊疽によって足を切断しなければならない事態に至ることだってあります。また、腎臓まで影響が出て、透析となれば生きてる限り永遠に週に3回ほど透析に通うことになります。自由に旅行に行くことも難しくなるんです。

今は病気になったって長く生きられなくてもいって思っていてもその時にそう思えるかはわからないじゃないですか。その時になって、自由に動けたらできたのにって後悔しても遅いんです。

そして、またそんな簡単には死ねないんです。

不自由を感じながらも生きていく期間というものが長くなってしまう可能性だってあります。家族の負担になる可能性だってあるし、お金だってかかります。

そうはいわれてもって方もたくさんいると思います。だって、現時点で何か不都合があるわけじゃないし、自分には関係のないことだって、そう感じるかもしれません。

だから、生活を大きく変えるべきとか、たくさん我慢をしてくださいってことではないんです。

でも、いつかの自分が後悔しないために、少しだけ健康のために意識してほしいんです。


健康を維持することは、自分のためであり、自分の大切な人のためにもなるんだということを忘れないでいていただきたいです。


続く

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