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起業でも転職でもない、いい社会を共創する仲間「ボーダレス・アライ」

2023年10月11日、ボーダレス・ジャパンは新パーパス「SWITCH to HOPE 社会の課題を、みんなの希望へ変えていく。」を発表しました。

合わせて、これまで実施していたサポーター制度を、より良い社会を一緒につくる新たな関わり方ボーダレス・アライとして再始動させました。

このシリーズでは、ボーダレス・アライ事務局の山田が「ボーダレス・アライ」の仕組みや具体的な活動について紹介していきます。

山田 真平(やまだ しんぺい)|ボーダレス・アライ事務局
1998年 神奈川生まれ。線対象な名前を持つ、裏・表のないフラットで、まったいら(真っ平)な男。登山が趣味だが頂上はいつも雨。高校生の時から始めたルームシェアでの経験を活かし、学生時代は「トビタテ留学JAPAN」などのコミュニティ運営に関わる。2023年、ボーダレス・ジャパンに入社。現在はChatGPTをはじめテクノロジーを活用した業務改善の提案とボーダレス・アライ事務局で企画・運営を担当している。

山田 真平(やまだ しんぺい)登山の様子

こんにちは。ボーダレス・ジャパンの山田 真平(やまだしんぺい)です。

私は、社会起業家ではありません
社会課題を解決するソーシャルビジネス“しか”やらないボーダレスで、私は何をしているのか。

今回は、ボーダレスの一員でも、社会起業家でもない、所属や立場・さまざまな垣根を超えて多くの人が活動に参加できる仕組み「ボーダレス・アライ」について紹介します。

「サポーター」という言葉に感じた違和感

ボーダレスは、これまで人生を賭けて問題解決に挑む起業家に最も近くで寄りそい、応援し、一緒に社会問題の解決に参加できる仕組み「ボーダレスサポーター」を運営していました。

具体的には、新たなソーシャルビジネス立ち上げの原資づくりに、月3,000円(税込3,300円)から参加していただき、社会起業家をサポートできるものでした。

しかし「サポーター」という言葉。どこか、支援する側・される側という、線引きしているような感覚もあり、私たちはそこに違和感を感じていました。社会起業家も、サポーターも、みんな「社会を良くしたい」と思っている人なのだから同志であり、仲間です。

そこで、ブランドリニューアルと合わせて新たな名称と制度を変更することにしたのです。

考えに賛同し、支援する人=アライ(Ally)

それが、より良い社会を一緒につくる新たな関わり方「ボーダレス・アライ」です。恥ずかしながら私は、「アライ」という単語を最近まで知りませんでした。

アライ(Ally)とは、LGBTQ +などでも使われる言葉で、考えに賛同し、支援する人のことを指します。味方や仲間、同盟を意味する英単語allyが由来なのだとか。

社会起業家だけでなく、所属や立場、さまざまな垣根を超えて多くの人が活動に参加できる仕組みをつくるという思いから「ボーダレス・アライは生まれました。

そういう意味では、私もアライの一員です。

そして今、「ボーダレス・アライ」のコミュニティ運営をしています。
ボーダレスという会社をどうするかではなく「ボーダレスがどうしたら社会の役に立てるか」を一緒に考え、アクションを起こす「仲間」それが「ボーダレス・アライ」だと考えています。実際にアライでどういう取り組みをしているか紹介します。

ソーシャルビジネスフェスHOPE2023

ボーダレス・アライが目指す起業家とアライメンバーの「共創」

1, 起業家とのつながりを生み、新たな情報に触れる

日々忙しなく生活をしていると得られる情報も限られてくると思います。特にSNSが発達したこの時代、自分の興味・関心から少し離れた部分の情報に触れる機会が少なくなっています。

ものごとは、なんでも「知る」ことから始まります。

ボーダレス・アライでは、起業家が考える事業プランや未来への視点を共有し、みんなで社会の課題を希望へと変えていくために考える時間をつくります。目に見えていなかった課題を課題としてとらえることができれば、何か新しいことを始めるきっかけにつながるかもしれません。

2, できることで応援、できることに参画

私たちは、全員が社会起業家になる必要があるとは考えていません。境界線を無くして、所属も立場も超えて、いい社会を共創していくことが大切だと考えています。

人には、得手不得手があるし、専門性も異なる
年収も違えば、家族構成も違う


「ボーダレス・アライ」は、500円/月(税抜)から始められるプランを設定しました。いつでも退会・再入会が可能です。いろんな人たちが混ざり合って、新しいアイデアやコラボレーションが生まれることを期待しています。

10分ランチフィットネス協会 代表 森山暎子さまとの写真(2023年10月26日)

3, 具体的に、こんなことをしています

・起業家のプラン発表会
3カ月に1度、アライメンバー限定で新規事業のビジネスプランを大公開しています。起業家から直接、社会課題にアプローチする方法やソーシャルインパクトの指標、想いやビジョンを聞くことができます。

アライ報告会の様子(2023年11月20日)

・有識者や作品から地球や社会で起こっている“今”を知るイベント
有識者をお招きし、ドキュメンタリー映像の視聴や講演などを通して、一緒に学び考える場を用意します。

『ガザ 素顔の日常』上映会+トークイベント(2023年11月8日)

・アライ限定コミュニティ
アライメンバー同士の交流で、新たなアイデアやコラボレーションが生まれます。実際にアンバサダーやモニターになっていただき商品づくりに参画いただけるような機会を提供していきます。ボーダレス・アライとしての発信もnoteを通して行っていく予定です。
アライからの発信が生まれるよう「“ミチ”の駅 〜未知のものが集う場所〜と称して、未知なる情報でも、すでにアクションを起こしている人がいることから、道の駅のように、ふらっと立ち寄るだけで、自分の知らなかった新しい情報に出会える場があります。

四角大輔『超ミニマル・ライフ』刊行記念トークイベント!「しない」ことでサステナブルに生きる(2023年11月27日)

・カンパニオ・アカデミア
カンパニオの事業で生まれた知見やノウハウをシェアしあうアカデミアに参加できます。社会起業家が集って開催している勉強会で、ソーシャルビジネスならではの課題や克服方法をお伝えします。

十人十色「アライメンバー」ってこんな人たち

ボーダレス・アライには、こんな仲間が集まっています。

・社会のために!と事業をすすめる会社経営者の方
・社会貢献活動の経験をもとに大学などで教鞭をとる先生方
・企業で働きながら、社会問題の解決とビジネスの両立を模索する会社員
・出産を機に、子どもにどんな未来を残せるのかと考えはじめたお母さん
・これからの働き方を模索する学生

それぞれの分野で日々まい進しながら、社会に関心を持つ方々ばかりです。

「社会のために“なにか”したいけど、何から始めたらいいか迷っている」「起業を目指すのではなく、別の方法で関わりたい」
方はぜひご参加ください。

まずは「ソーシャルビジネス」について知りたいという方も、ぜひ一度覗いてみてください!

最後に

長くなりましたが、最後にアライ限定のイベントの紹介をさせてください。来たる、12月21日(木)20時より一夜限りの「ボーダレス忘年会」を開催します。

今回は、ボーダレスを代表して8名の社会起業家が集合し、新たな新規事業の発表、現場で見えた新たな課題や2023年の振り返りを共有しながら、2024年の抱負や今後の構想を発表します。

【コンテンツ】
・その壱、11月始動!新規事業プランを公開!
・その弐、現場で見えた新たな課題と苦悩
・その参、田口と鈴木より今年のボーダレス総括と、今後の展望

<イベント概要> 
◆日時:2023年12月21日(木) 20:00 ~ 21:30
◆場所:オンライン(Zoom)
◆対象:ボーダレス・アライの方限定
◆費用:無料

<お申込み>
Peatixのサイトよりお願いします。

ぜひ、忘年会に参加いただけると嬉しいです。
今後も、ボーダレス・アライの取り組みについてnoteにて紹介していきます。これからよろしくお願いします。

採用情報


現在、ボーダレスでは世界13カ国で49のソーシャルビジネスを展開しており、新規事業開発やマーケティング・クリエイティブなど複数ポジションで採用強化中です。

カジュアル面談も受け付けておりますので、お気軽にご連絡ください。

●キャリア採用
●新卒採用(新規事業開発コース)
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Text: Shinpei Yamada
Edit: Mikiko Mine

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