見出し画像

【アノテーションサポート】生まれた環境に関係なく、自分の夢に挑戦できる社会へ|カスタマーリレーション

AI開発に必要不可欠なアノテーション技術を通して、無国籍問題に取り組むアノテーションサポート(アノサポ)。当事者の現状を踏まえた課題解決を行うビジネスモデルが高く評価され、「世界の無国籍問題を解決するビジネスモデル」として2023年グッドデザイン賞を受賞しました。

アノサポは、今後多くの無国籍者を安定雇用するために、より多くのアノテーション業務を受託できるよう、国内外の法人との取引拡大に取り組んでいます。今回は、法人のお客様と開発チームをつなぐ大切な役割を担うカスタマーリレーションの仕事についてご紹介します。


アノサポとは

アノサポとは、「世界の無国籍者をゼロにする」をミッションとし、AI開発で必須のアノテーション技術を通じて無国籍者の子どもたちの国籍取得を支援する会社です。

UNHCRによると、世界には約420万人もの無国籍者が存在すると言われています。特にマレーシアには、内戦や貧困を理由に不法入国をしたフィリピン人が多く滞在しており、彼らの子どもたちは無国籍のため学校に通えず、警察から身を隠して暮らしています。

アノサポは、マレーシアを中心にさまざまな事情で無国籍となってしまった人をアノテーション技術者として雇用し国籍を回復させることで、無国籍問題の解決に取り組み、すでに2世帯8名の子どもたちが国籍取得を実現しています。

お客様と開発チームをつなぎ、プロジェクトを円滑に進める

多くの無国籍者を雇用するため、国内外の法人取引を拡大しているアノサポ。安定した雇用を生み出す上で重要な役割を担うのが、お客様の窓口としてコミュニケーションを行うカスタマーリレーションです。

カスタマーからの要件定義書を受け、プロジェクトマネジャーとコミュニケーションを取りながら進行するだけでなく、お客様からのリクエストへの対応やニーズを汲み取ったご提案など幅広い業務を行い、プロジェクトを円滑に進めるサポートを行います。

コミュニケーション力を活かし、無国籍問題の解決に挑む

アノサポのメンバーは、共同代表の河内白石のほか、海外在住のプロジェクトマネジャー4名を含むグローバルなチームです。社内コミュニケーションは英語でフルリモートで働いています。

さまざまな背景をもつ仲間やお客様と円滑にプロジェクトを進めていく上で欠かせないのが丁寧なコミュニケーションです。綿密なやりとりだけでなく、柔軟で気持ちの良い対応を通して、プロジェクト関係者全体のモチベーションを高く維持することも大切な役割です。コミュニケーション力を活かして、メンバーのやる気を促したり、顧客満足の向上を実現し、結果として多くの無国籍者の安定した雇用へとつなげることができます。

生まれた環境に関係なく、誰もが自分の夢に挑戦できる社会へ

アノサポが無国籍者の雇用創出のためにアノテーションの領域を選んだ理由は、言語の壁に関係がなく、スキルを取得しやすい、また急成長するAI市場の技術者としての一歩を踏み出せることにあります。どんな境遇にあっても誰もが平等に挑戦できる、そのことを応援したいという思いが事業の根底にあります。

アノテーションを通じて子どもが夢に挑戦できる社会へ

生まれた環境に関係なく、すべての子どもたちが自分の夢に挑戦できる社会を創りたい。そんな社会の実現に向けて、アノサポはこれからも進み続けます。

<話を聞いた人>
河内 将弘
1994年1月生まれ。早稲田大学卒業後、新卒でボーダレス・ジャパンに入社。ピープルポートのパソコン整備士として2年間従事。その後ハチドリ電力にてシステムエンジニアとして1年間働き、2021年8月にアノテーションサポート株式会社を創設。大学時の活動仲間である白石とともに、共同代表を務める。Forbes「30 UNDER 30 ASIA」にアノサポ共同代表の白石と共に選出。

採用情報


現在、ボーダレスでは世界13カ国で51のソーシャルビジネスを展開しており、新規事業開発やマーケティング・クリエイティブなど複数ポジションで採用強化中です。

カジュアル面談も受け付けておりますので、お気軽にご連絡ください。

●キャリア採用
●新卒採用(新規事業開発コース)
●インターンシップ

◇社会起業を目指す方はこちらをご覧ください
◇ボーダレスの最新情報をメルマガで受け取る

-LINEで説明会や新着求人情報も発信中です!-
●新卒向けLINE
●社会人向けLINE

TOPICS
ふるさと納税for Good、地域課題解決事業のピッチイベントを3月27日(水)に初開催〜LOCAL CHALLENGE PITCH
Text: Kumi Sakata
Edit: Mikiko Mine


この記事が参加している募集

仕事について話そう

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?