またインド映画、RRRとは別ベクトルでオススメ出来る作品

兎にも角もTVで放映してたあの頃のスタローンやあの頃のヴァンダムやあの頃のジャッキーチェンが好きなら確実に楽しめる映画、ダンスとか含めても異常なほど見やすい、あの頃の俺たちが好きなアクション映画の定番パターンを一切何も裏切らないので生まれて初めて見ている筈が前に金曜ロードショーで見た気分や、架空の予告まで脳内で流れ始める疑似記憶が生まれるぐらい見たことのあるシーンや展開の連続なのに展開の速さとクオリティとテンションの高さで面白く見れる怪作

主役のラージヴィール役のリティク・ローシャンは東欧系の顔立ちのイケメン瞳の色が印象的、しかし序盤のサングラス姿でのアクションがあの頃のスタローンに似てるのでその時点で脳が思考を停止させてしまう、あの頃の映画が好きなら200％そうなるDNAに刷り込まれた何も考えずに映画を見るあの感覚を呼び覚ますには十分、コブラ過ぎるんだよサングラス姿が

インド下町でジェッキー映画みたいな事してると思ったら真冬のインドから何故か南の島で海上バトルしたり敵側のデブの手下はあっさりボスの居場所を吐くし都会でカーチェイスしたり砂漠に行ったり場面転換が異様に忙しいがアクション映画らしい展開の速さと内容の薄さが二時間半続くのでだんだんと楽しくなってくる

さらにヒロインが薬を盛られてラリってる間に移動と言う場面転換の強引さに統合をつけようとしているのは解るがぜんぜん理解できない所もあの頃の映画の感じでとても良い

ダンスや歌のシーンは突如ねじ込まれるがマクロスやプリパラやアイカツ見てれば特に問題なく受け入れられるので俺は問題が無かった
曲調がインド映画というよりは郷ひろみやK-POPみたいな曲を出してくるので新しい物を出そうって感じが伝わってくる

地上波放送が一刻も早く望まれる、ネットミームが生まれそうな感じは有るので吹替版が見たい、名吹き替えを望む。