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生き急がない方法について

みなさん、こんばんは。

創作支援サイト『作家の味方』管理人らぴと申します。


ふとしたとき、あれやってみたいなぁとか、久々にゲームでもしようかなと思っても、どこか本当にこれをやっていて人生の時間の使い方的に大丈夫なのだろうかと、どこか引っかかる感情に出会ったことはないでしょうか。


日々、仕事や勉強などに追われていると、つい自分の「あれやってみたいなぁ」を後回しにしてしまいがちなものです。


そういうわけで、今回は香山リカ氏の「スロー思考入門」という本を参考に、そんな私達の心の奥底で燻っている「焦り」や「不安」を払拭するためには、どうすればいいのかというヒントを探してくることにしました。


ゆったりとした文体で読んでいるだけでも保健室にいるような気分になれるような一冊でした。


内容では本当に多種多様なというか、雑多なことが書いてある印象でしたが「人生に勝ちも負けもない」という一言が、個人的には結構響きました。


そもそも「焦る」って、何かしなくちゃいけないことがあって、それをしていないから焦るんだと思うんですよね。


自分もはやく結婚しないと~とか、早く副業で稼いで独立したい~とか。本当に、人それぞれでしょうけれど。


自分でなにかやるべきことがあるような気がしているけど、今の自分はやりたくない。でも、たまにはちょっとだけ頑張ってみるみたいな。


でも、なんではやく結婚しないといけないんでしょう。なんで早く稼げるようにならないといけないんでしょう。


それって、結局自分や世間が作り出してきた「一般的にはこうだよね~」という、ふわっとしたなにかでしかなくて。


明日死ぬかも知れない人間なんですから、自分で選択したのであればそれでいいのではないでしょうか。


他人の尺度や、他の誰かと比較しようとするから焦るのではないでしょうか。


そして、誰かと比較して勝った・負けたと判断する。この本を読んでいると、自然とそういった競争なんて楽しくないなら降りればいいのにと思わせてくれるような気がしました。


勝てるゲームはやっぱり楽しいでしょう。でも、負け続けるゲームをするくらいなら、一度ゲームを降りて人生勝ちも負けもないと言い張ってしまうのも、焦らない一つの知恵と呼べるのかもしれませんね。


▼参考文献

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体力的に、サイトを辞めるか本業に従事するか、そのうち決めるときが必ず来ると思います。もしサポートがあれば、そのとき独立するための原資として使用したいと思います。