「な、なんやこのパワハラ・・・」「かわいいは正義、元気ない時は、前半だけ観る」「やりやがったぞ、この監督。」

デイミアン・チャゼル監督作品を観るたび色々考えちゃう
。わたしも映画大好きだよ、監督。

ってことで、バビロン観に行ってきました。日本では賛否両論と言われてる。だいたいチャゼル監督だよ。わかって観に行くんじゃないんですか。ファーストマンで理解したよ。RRRの「ナートゥは、ご存知か？」ばりのラーマの顔で私は言いたい。

はい、ここからいつも通りネタバレ混じって書きます。あらすじと書かないです。知りたいなら検索してください。いつも通り自由に映画感想文書いてきます。乾杯。

予告見た感じだと、ああああ、チャゼルさん！最高かよ。RRRのとき予告流れてる見た時このリズム、サントラ、あああ、映画館で絶対みるからね！ブラピ待っててね！なんて思ってました、行くまでにだらだらRRRを観ちゃったりして遅くなりました。


汚いよ、て思って始まったらノーカット長回し、キャメラを止めるなですよ。これぞチャゼル監督、オープニングでもう映画館で映画観るってこれよって映像と音で引っ張ってくる。汚すぎて賛否両論かもしれない。いいんだ、止めないでくれ。ようやくでてくるタイトル。

そこからの２時間半正直長いよね、うん。もうちょっとここは〜って思うところもありましたが途中で頭の中が？？？になもなりましたが
ジョージが亡くなったときジャックとの関係が私には理解できなかったり蛇のくだりもちょっとわかんない。
それでもマーゴット・ロビーの勢いでなんとかしちゃう感じ。
お、ララランドのサントラっぽい。などなど割と流してくれるけどやっぱりちょっと長いような気がします。きつい感じになってくる。

トビーが出てきた時のシーンとかもね！無駄に階段降り過ぎよ！
ワニにびっくりして後ろの人に椅子蹴られたよ！びっくりしたよ！

話は変わって、

サイレントはあんな風に撮影してたとかトーキーに移り変わってくとかアメリカってやっぱりすごい国だなあって割と思う。年代が出てくるたび本当に思う。その辺はかなり勉強になった。時間とゆとりができるときにいつかちゃんとその辺りを調べて見たい。映画好きだからなんてちょっと思った。

映画通してちょっと泣いちゃったのは、ブラピの役がブラピの私生活とかいろいろこうごちゃごちゃ知ってること（飲酒の話とかね！）があるからなんか重なっちゃって今のブラピだからできる演技。なのかもれないです。
ちなみにやっぱりブラピ好きだなって思って、フラグを作って死ぬ間近のところはすごい苦しかったです。いやジャックが出てるシーンは何も知らなかったけど心が本当に痛む。
「それでも進歩は止めてはいけない」何故か泣いちゃった。
でもジャックが進んでくれたから今の映画があるんだよ。と本当に空に向かって言いたい。今でもずっと進化してる映画と言うもの。
ブラピってそんな激動の時代を俳優として生きてきたからこそこの役が本当に最高だった。もう何が言いたいってブラピが最高だったんだよ。
いつどの時代の映画を観てもブラピは最高なんだけど。

一周回ってマニー、オールバック好きだよ。
じゃなくって、全てマニーの人生の話だった。この映画もう１回観にったら最初から観る方向が変わりそう。マニー、すごいよね。わたしにほんのりパワーを与えてもらった。私もなにかちゃんとしっかりしなきゃ。

この映画好き嫌い賛否両論、そうだなって思う。でも映画が好きなんだよ。って気持ちに慣れたんじゃないかなって思えたからそれでいいや。わたしは好きとか嫌いとかじゃなくて、これからも映画を見続けるよ。
そのうちこのバビロンがそんなこと言ってたな。ってぐらいの映画で
久しぶりにみたらやっぱりなんか力になるなって思える映画。

うん、観に行ってよかったです。サントラ聴きながらそんなこと思う夜。