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想い

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作品ができるまで。
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よろしく、2022

よろしく、2022

年が明けました。
あけましておめでとうございます。
昨年同様この机に向き合っていこうと思っています。

今年は大きな節目となることが控えています。
そこには新しい形を出したいと考え、
レリーフのような作品を作ろうと思っています。
シチフクジン展にレリーフを起用したのはそのためです。

板と言っても厚めの木材。

森の奥へ向かうようなイメージで彫りたいと思っています。

木の塊ひとつに、
深く彫りこ

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柴犬と野の花 アロマディフューザー

柴犬と野の花 アロマディフューザー

銀杏の木から出来ています☺️
銀杏は灰褐色の木皮、中はアイボリーに少しだけ黄色の入った木の色です。
銀杏はしっとりとした彫り味です。
逆目だとパキッと行ってしまう木でもあります😭※個人的感想です。
真ん中に小さな穴があるため、この形となりました。

顔だけになったのは、日々使うタオルにあります。柴田さんと黒柳さんにヒントを得て😆

作るなら、見た目も楽しくないといけません。
なので、笑い目の柴

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ハンギングパラソル*Classic work

ハンギングパラソル*Classic work

傘をインテリアとして活用したいと思い生まれた作品。
私の作品の中では大きく、派手さは無いものの個性たっぷりのもの(^^)

ブラックウォールナットの素のままの照りのない茶褐色がお気に入りです。
他の部分は、木の枝であったり、丸棒だったり。その状況に合わせて選んでいます。

持ち手のところ。
ここにも自然の形を活かしたい。
一番最初は、ローリエの幹をハテナの形?に切り出したものでした(╹◡╹)
2個

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木のカラコロ*Classic work

木のカラコロ*Classic work



ガラスではない、金属でもない、静かにカラコロと鳴る木の風鈴です。

私は風が好きです。
小さな頃 団地の3階に住んでいて窓から遠くの山を眺め風に吹かれているのが好きでした。

空でヒューヒューとなる風の音と、
田んぼの稲穂が揺れて、風の通り道が見えています。
隣の農家の家の防風林がザワザワと揺れていました。

木のカラコロが揺れているのを見ると、
あの頃の記憶が蘇ります。

素朴な、カラカラ?

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明かりの灯るおうち*Classic work

明かりの灯るおうち*Classic work



私の作るおうちは丸い形をしています。
2センチほどのレンガのような小さな木を積み上げて壁にしています。

隙間からユラユラとあかりが見えます。
ものを照らして何かが明るく見えると言うようなまばゆい光ではないけれど、なんとなく明かりのついている小さな家が私は好きです。
最初の頃は
北欧の森の家を連想するような、
小さな庭があり、木立があり木の実が置かれていました。
その小さな家もだんだんと大きく

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ダーラナホース*Classic work

ダーラナホース*Classic work

ダーラナホースは、
北欧で幸せを呼ぶと伝わる馬です。
毛の無い馬が普通。

ボウケンノトビラでは、たてがみと尾があるのが定番。シンプルな木目と、毛糸の優しさを組み合わせて仕上げています。
毛の色は様々。お気に入りの色で。

10cm四方の手に乗るサイズが扱いやすい。

冬の窓辺に飾ったら、ひんやりとした空気も、暖かく感じそう。
夏の匂いが流れてきたら、みどりの草原を駆け抜けていきそう。

柔らかさ

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旅するロバと供に旅に出る*Classic work

旅するロバと供に旅に出る*Classic work

バードコールのつぎに作ったものは、
「旅するロバ」でした。
バードコールから彫刻立体というとんでもない変化です。

木工を始めて間もない、、11年前のあの頃。いろいろな事が大変でうまくいかなくて、、、
ロバに自分の夢を託したのでした。
旅するロバのキャッチコピーは、

*小さな荷物と大きな希望を持って旅をします。*

私は山が好きで、埼玉からバイクで何時間も走り山に行っていました。
そしていつかは

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