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きみの瞳をまっすぐにみて、愛を伝える権利がほしい。

純愛が過ぎる映画、きみの瞳が問いかけているを観て感じたこと。ネタバレはありません。

最近「恋人関係になる必要性」をよく考えてるけど、少しだけわかった気がする。

一緒にご飯を食べたり、映画を観たり、手を繋いで散歩するのも、セックスだって付き合わなくてもできる。
なら、どうして付き合う必要があるんだろうって、何かと行動が制限されるのに、どうしてわざわざそんな窮屈な場所に自分を置くんだろうってモヤモヤしてた。

久々に儚く美しい恋愛を見て、思った。

恋人とそれ以外の関係の決定的な違いは、
「好きだと思った時に、好きだと言える権利」なんだって。

片想いの相手にもセフレにも、簡単に好きなんて、言えないじゃん。関係が崩れちゃうかもしれないし、もう会えなくなっちゃうかもしれない。

でも恋人だったら、感情が生まれたその瞬間に、まっすぐに目をみて、すきだって、愛してるって、伝えることができる。

会っていない時間にだって、電話やメッセージで好きなだけ愛を伝えられる。

好きな人に好きだって言えることがどれだけ特別で、どれだけ幸せなことか、痛いくらい感じました。

ひとりで観に行ったから、帰る時に顔がぐちゃぐちゃになったら嫌だな〜なんて思ったりして、泣かないように気を張ってたんだけど(しっかり途中で涙ごしごし拭いてた)、
エンドロールでbtsのyour eyes tellが流れた瞬間心が全く言うことを聞かなくなって、必死で声を殺しても抑えきれなくて、息が痛かった。

心臓がぎゅーって苦しくて、好きな人に好きだって、目を見て伝えたくなった。


愛を自由に伝えられる権利。
誰にでもあるようで、きっとすごく貴重な物なんだと思います。そして、その権利があるうちは、存分に行使しないと後悔するんだと思います。

恋人の特権をもつあの子が羨ましい。 


#恋人の特権とは

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