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母の勘

娘の3歳児検診の為、保健所に行った。
双子も連れて行ったのでてんてこ舞いだったが、大吾に手伝ってもらいなんとか行く事ができた。

3歳児健診は、身体的な発達とは別に、言葉などの遅れがないか、遅れがあれば、要観察となる。娘がは、身体的発達も、精神的発達も特に問題ないと思っていた。

ところが、視力検査の時だけ何故かぐずりだした。視力検査はcの字(ランドル環)を使用するものではなく、鳥などの絵を言い当てる簡単な物なのに、何か嫌な予感がした。特に問題ないと言われたけれど、気になって近所の眼科に連れて行った。

そこでも、問題ないと言われたが、娘の大きな目が若干片目が内側に向いているなが気になり、小児専門病院に連れて行った。そこで、目薬を使い眼底検査や、屈折異常などの検査を受けた。

結果は、左目の弱視と言われた。放って置くと左目の視力が出なくなると言われ、大袈裟と思われなくて良かったと思った。治療は、眼鏡で矯正して視力を出す。左目が見えない事で、右目だけで物を見ている為に、片目が寄っているので、右目にアイパッチをして左目で物を見る訓練を行うと説明を受けた。

まさか自分の子があの牛乳瓶の底みたいなメガネをはめると思わなかった。チャームポイントのくりくりの目が眼鏡で台無しになってしまうのではないかと、落ち込んだけれど、早ければ高学年で眼鏡が外れるという言葉を信じて治療が始まった。

同じ頃、双子の一ヶ月検診があった。
そこで不安に思ったのは、長男くんの左手が普通赤ちゃんは上肢がW、下肢がMの字になっていないといけないのに、左手を下げている事が多かった。
医師に言っても特に問題ないと言われて、整形にも行ったけど問題ないと言われた。のちに発達の遅れなど色々な心配事が出てきたが、最初の気づきは、この時だった。

ちょっとした事だけど、大袈裟と思っても、母の日勘は当たると思う。医療者側も、しっかりと話を聞いてくれるような体制をとってもらいたいと経験から感じた。

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