見出し画像

ゼクシィのキャッチコピーがヤバすぎる!無駄を削ぎ落とした美しき表現

【No.150】
こんにちは!
削ぎ落としてますか?

結婚しよう。

そう思うキャッチコピーに出会う🚗です。

"約束は小指から薬指へ"


とんでもないキャッチコピーをXで見つけました。

これは、ゼクシィの「キャッチコピー大会」?のときに
出されたものなのかな?

そう書かれてたのですが、
この10文字のオーラがとてつもなく感じるのです。

キャッチコピーは無駄の削ぎ落としがとても重要なんだなと学びました。

この短いテキストでここまで伝わるコピーがあるのか・・・圧巻のアイデアです。

結婚をテーマにしたコピーですが、
「結婚」「指輪」など直接的な言葉を使わず、「結婚」を意識させられました。

結婚指輪を薬指にはめるという文化をうまく使ってるなぁと勝手に感心。

これは🚗の解釈もありますが、
小指の約束は親密な関係の二人がするもので、友達とか恋人なのかな?
という妄想が膨らみますよね❤️むふ

そして「その約束が薬指へ」というのは結婚指輪の暗示。
親密な二人が、結婚したんだぁという情景が妄想されます。❤️むふ

”薬指“への「へ」が今後の二人の様子を妄想させますよね。❤️むふ

約束:二人きりの限定されたもので、
親密な関係性をイメージさせます。

小指:ゆびきりげんまんのイメージで、親密な関係・仲良しな二人を思い浮かべさせていて、約束と表現のニュアンスが被っている感じがします。

ゆびきりしている関係性から、結婚指輪まで大きく飛躍させることで、
その間に何があったんだろう!と妄想させられます。むふ。

小指っていうのもいいですよね。
「小」という言葉が最初に出てきているので、起承転結でいう「起」を喚起させますし。ストーリーの序盤です。

小指から薬指へ
小から始まってストーリーが続く・・・
「へ」で終わる表現は、今後の二人の関係性を頭の中で見る人に考えさせる表現ですよね。

クリエイティブの制作の際に、
コピーが長いと、制作物の中に収めにくいなぁ
ということが多々感じられます。

コピーは無駄がなければないほど美しい。そう感じさせられます。

おそらくこのコピーは20代-30代女性向けのコピーで
結婚を喚起させるコピーなのかな?と思いました。

実際にキャッチコピー作ってと言われたら、ターゲット考えて、
その人の日常などニーズを考えながらその人にブッ刺さるような表現を考えていくんでしょうが、

「約束」は出たとしても
「小指から薬指」という表現は絶対出てこないなぁ・・・

要素としては、
「約束」「小指」「薬指」の3つだけ。
シンプル極まりない内容です。

「薬指」という言葉の使い道の少なさが効いております。
薬指という言葉を使うときは、FU◯K YOUのときの手の動きと結婚指輪くらいじゃないですか?・・・笑

「約束」と一緒に使うと絶対、「結婚指輪」を想起させますよね!

直接的な表現を避けて無駄を削ぎ落とすテクニック。
言葉でストーリーを想起させる表現、どれも学びが多い「10文字」でした。

思わず毎日ブログの記念すべき5ヶ月突破のブログが、

たった「10文字」に1,000文字の価値を与えました。


以上、ありがとうございました。
私の想いのこもった毎日ブログはこちら!🔻

Instagramはこちら!🔻
DMお待ちしております。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?