初デートで沈黙を生かす

会話が苦手な男性の特徴として、

「沈黙が怖い」

というのがあります。


おそらく、このメンタリティは、
恋愛において一番マズイです。


なぜならこれは、

・自分に自信が無い

ことの表れだからです。


古い漫画ですが、『ゴルゴ13』とか
分かります?(笑)

殺し屋が主人公なんですが、彼、
この上なく無口ですが、
めちゃくちゃモテます。

「いやいや、
 あれは漫画ですから。

 普通は軽快におしゃべり出来る男が
 モテるんですよ」


といわれると、その通りだと思います。


でも、現実の世界でも、無口でモテる
男って多いですよね。

芸術家とか、クリエイター系に多い
ような気がしますが。


1、無口でモテない

2、無口だけどモテる

3、よく話すけどモテない

4、よく話すし、モテる。


これらの差は、実に明瞭で、


自分に対する『自信』の差、

そうして女性を目の前にした時の
『自信』の差です。



女性を目の前にしたときに、
『自信』が無い男はこう考えます。

「やばい。何か話さなくては…

 つまらない奴と思われたらどうしよう…」


そうして、女性の顔色をうかがいながら
必死になって

「今日寒いですね」

とか、

「仕事何してんの?」

とか、


そんな話題をふります。


気を付けて欲しいのですが、

「今日寒いですね」

とか、

「仕事何してんの?」

とか、


その質問自体は、悪くはないんです。


自信がないと、沈黙が怖い。

沈黙が怖いから、

「今日寒いですね」

とか、

「仕事何してんの?」

といった質問をする。


その流れが問題なんです。


自信がある男は、

本当に寒いと思ったから素直に

「寒いですね」

って言います。


本当に興味あるから、
「仕事何してるんですか?」

って聞きます。


でも、自信が無い男は、興味もない
思ってもいないクセに、


・沈黙が怖いという理由で上記の質問をしてしまう


んです。


この差は決定的で、

沈黙が怖いという理由で発した
質問からは、話は盛り上がりません。


でも、本当にそう感じていたり、
本当に興味があってする質問であれば、
話は盛り上がるんですよ。


だって、本心だから。


会話のテンプレートが役に立たない
理由もここにあります。


「こういう時、どんなセリフを言えばいいのか?」

こういうテンプレートって結局、
そこにあなたの本心がないんですよ。

本当は興味がないくせに、テンプレートに従って、
質問するから、盛り上がりません。

聞かれた方は感じますよ。

こいつ、質問してるけど、本当は
その内容に興味ねぇな…って。


そういう、熱の無い質問って、うすら寒い
ですから。


あなたも感じませんか?

もしあなたが、サッカーが大好き
だったとして。


あなたに売り込みたい営業マンが、

「私、サッカーに興味あるんですよ。
 熱いですよね~。サッカー」

とか言ってきたとして。

そういう人って、2、3の言葉を
交わせば分かっちゃうじゃないですか。

「あ、こいつ、本当はサッカーに
 興味ないな。

 売り込みを成立させたくて、オレに
 気にいられようと、無理矢理、
 サッカーの話してんな」

って。


沈黙が怖い。

これを根拠に発せられる質問、
話題って、

この営業マンのサッカー話みたいに
空っぽなんです。


こういう空っぽの話題を積み重ねて
しまうから、

あなたの評価はどんどん下がります。


じゃあ、どうすれば良いのか?


1つには、

・沈黙を武器にする

というやり方があります。


女性が、一緒にいて、楽しいと思う
男って、どんな男でしょうか?

お笑い芸人のように、軽妙なトークで
つぎつぎと笑わせてくれる?

違いましたね。

本質的に、女性は、自分がしゃべっている
時間にこそ、深い満足を感じるのでした。

つまり、女性にしゃべらせることの方が重要です。

では、どうすれば女性にしゃべらせること
ができるのか。

ここで、沈黙を使います。

想像してみてください。

初めてのデート。

実は女性だってドキドキしています。
不安でいっぱいです。

女性だって
「つまらない女」
と思われたくないんです。

こういうタイミングで、
あえて「沈黙」してみてください。

この時のポイントとしては、
男が緊張していて、沈黙しているのではなく、


・特にしゃべることもないから、しゃべらないだけ、


というスタンスです。

これをちゃんと女性に伝えるために、
リラックスしてください。

無理なら、リラックスのフリでかまいません。

1、食事やお茶の席につく。
2、意識的に呼吸をゆっくりにする
3、意識的に動作のスピードを落とす
4、相手の顔を見る時は、目と目の間あたりを見る

これで、リラックスが伝わります。

この時点で、

・あなた=余裕で大人な男性

・女性=ドキドキして、一生懸命な女性

という力関係が出来上がります。

はじめに出来上がった力関係というのは、
なかなか覆らないものです。

あとは、女性が一生懸命話す内容を
ちゃんと聞いてあげるだけ。

これで女性は満足します。

「沈黙」は恐怖や不安ではなく、
強力な恋愛テクニックであり、武器である。

そういう考え方も出来るんですよ。

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