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#6 性被害に遭ってから

こんにちは、さくです。
わたしは昨年の夏、会社の同僚から性被害に遭いました。
罪名は猥褻です。
今日は性被害後についてお話ししようと思います。

働けない

まずは会社に行けなくなりました。
うちの会社はリモート対応も可能でしたが、リモートだとしても働けませんでした。

やらなければいけないことができない。
やりたかった仕事を投げなければいけない。
いつ戻れるかわからない。
周りのひとに休んだ理由を何と言おうか。

グルグル考えすぎて、何もできませんでした。
結局有休を使いまくって全部放棄してしまいました。

自己否定

働けない、身の回りのこともできない、常に泣いている、
そんな自分が憎くて憎くてたまりませんでした。
当時のノートを見ると、自分でもびっくりするくらい自己否定の言葉を書きなぐっています。

自殺企図

心配した家族が会いに来てくれました。
わたしは昔から家族に弱音を吐くのがものすっごく苦手なので、
「なんかたいへんなことになっちゃった!!笑」
なくらいのテンションで過ごしました。
家族と別れての帰路で、今から死のうと強く思いました。
結局失敗したんですが。

ちなみにわたしは首を吊ろうとしました。
最後にお礼をと思って友人に連絡したら、察されて止められてしまいました。
本当は止めてほしかったのかな、なんて思えないけど。

過食

自殺に失敗してから実家に強制送還。
実家では、ひたすらチョコレートとアイスを食べていました。
暇な時間があると余計なことを考えてしまうので、食べている間はとても楽でした。
ちなみに10kg太りました。

不眠

睡眠薬は処方されていましたが、なかなか眠れない日が続きました。
特にちちおやが家にいる土日は、なるべく寝ていたいけれど、意識してしまって無理でした。
ちなみに10ヶ月近く経った今も昔のようには眠れません。
悪夢(すごくリアリティある、現実と区別がつかない)、起きてからの倦怠感、日中の眠気、集中力の低下、などなど。

躁鬱

少し元気になってきたころ、事情を知る友人と遊びに出かける機会が増えました。
その時間はすごく楽しめるんですが、次の日から数日間はすごく凹みます。
みんなちゃんと働いてるのに、自分は何してるんだろう的な。
1週間ほど経つと、せっかく休んでるんだから何して遊ぼうかなと予定を詰め込みまくります。
その繰り返し。

拒食

10kg太ったのち、さすがにヤバいと思ってダイエットを決意しました。
が、まだ精神状態が万全ではなかったので、軽めの拒食状態になりました。
何も食べない、これを食べたら太る、水だけ飲みたい、…
1週間に数kgペースで痩せていましたが、異常性にも気が付けず、
なんなく元の体重以下まで落としました。
その後はカウンセリングにて、体重計を封印し、今は普通に食べられるようになりました。

その他

ストレスで、体調を崩しまくりました。
突発性難聴(不調を感じてから72時間以内の受診が必須らしいです!!)で右耳が聞こえなくなったり、
ストレス性の胃腸炎で嘔吐が止まらなかったり、
日常的に手足の震えが止まらなかったり。



思い返してみて、今よく生きてれてるなと思います。
(わたしよりつらい経験をしている人はもちろんたくさんいると思います。
わたし自身のキャパを考えて、よく耐えれたなということです。)

皆さんは辛いとき、どうやって乗り越えてたのかな。
わたしはなあなあでいつの間にか和らいでたことが多いので、
いつまた発症するかわからない恐怖感があります。

今日はここまで。
ありがとうございました。

さく



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