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全部、努力が足りなかった

思えばいままでの人生、全部努力が足りなかった。アラフォーになってようやく「正しい努力」ができるようになり、仕事もうまくいき、英語学習も成果が出てきた。人間関係も良好である。その視点で過去を振り返ると、いつも努力不足だったということを認めざるを得ない(涙)。

勉強について

中学時代は勉強ができて、学外の模擬試験で上位に名前が載るほどだったけど、詰めが甘いのでほどほどのところまでしかいけず、10番以内の人の点数を「すげー」と指くわえながら見ていた。いま思えば、勉強のやり方がよくなかった。
その良くないやり方のまま進学校に入ったため、見事に落ちこぼれた。なんとか一浪して一流(ということになっている)大学に入ったが、国語と英語、小論文だけで受験するという楽な手段をとったため、学部が限定されてしまった。数学を頑張れなんて無理は言わないので、せめて世界史だけでも頑張ってほしかったよ、過去のワタシ!あと、どうして数学であそこまで落ちこぼれたのか、永遠の疑問である。

英語について

前述のとおり、勉強のやり方が良くないので、TOEICの点数も伸びず、大学4年で受けた英検準1級も落ちた。そのうち英語ができないと仕事に支障をきたすようになったので、大学の社会人講座に通い、NHKのラジオ英会話を使った勉強法を学び、TOEICの点数が上がり、数年前に英検準1級にも合格した。英会話の先生以外の外国人との長い会話にも耐えられるようになってきた。
これはいいことなんだけど、留学もせずに、あまりお金もかけずにここまでできるなら、大学時代にやっといてほしかったわ、というかやっとけ。就活で全然違ったよ、たぶん??

部活動について

高校の放送部で朗読をやっていて、一年生で初めて出場した大会で県1位になり、審査員に「粗削りだけど将来性は素晴らしい」と言われたのに、二年生では全国大会の最終審査に残れなかった。その一歩手前で落ちた(涙)。それでも十分な結果だったと言いたいけど、ちょっと気抜いたね、過去のワタシ?なんだか今でも不完全燃焼感があるよ。

恋愛含む人間関係について

恋愛については、人並みにモテ期がありました。学生時代は男友達にも恵まれていたと思います。女子の友達もたくさんいました。
パートナーと破局したり、友達と疎遠になった理由はいろいろあるけど、「丁寧に向き合うこと」「感謝すること」ができないと、うまくいかなくなる気がします。
恋愛と友人関係をいっしょくたに語るのは無理があるかもしれないけど、相手への思いやり、感謝が必要という点では、どちらも同じかな。なんなら家族、親族でも同じことだと思います。
感謝と思いやりが欠けていた私は、他人をたくさん傷つけたし、迷惑をかけたし、失礼なこともしてきたなと反省しています。
あとは、本当に優しい人、思ってくれる人が誰だか気づかず、ク〇男に入れ込んだことが一度ならずあることも後悔の一つです。真剣に考えることを放棄していたからに他なりません。

就活および仕事について

就活は第一志望の業界で難航した、というかいま思えば向いていなかったので、入れてくれる会社に入社しました。大手企業かつ優良企業だったのですが、思い入れがないので、正しい努力ができませんでした。恵まれた環境にいたのにやさぐれてしまった。その後、転職活動で同業他社から内定をもらい、熱心に誘ってもらえたのですが、返事を引き延ばして断ったり、不誠実な対応ばかりしていました。その後、少し視点を変えて隣接業界に転職したのですが、負担の重すぎる時期が長く続き、最初の業界を離れるべきではなかったと後悔しました。
就活のときにもっと真剣に考えるべきだったと思います。十分考えたうえで内定をくれた会社に入ったのであれば、もっと頑張れたと思います。また、第一志望の業界だけにこだわらず、もう少し視野を広げてみれば、他にも自分に合う場所があったかもしれません。


環境的な要因でどうしようもないこともありますが、自分の努力でどうにかできることもたくさんあった。死ぬときに一番悔やむのは、努力をしなかったこと、なのかもしれません。

☆カバー写真
昼過ぎまで寝てしまい後悔する猫の写真素材 https://www.pakutaso.com/20191241358post-24833.html

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