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飴と鞭鞭鞭

どこにも旅行できない僕が始めた旅行のために出来ること13〜

 なんとかトレーニング準備ができたところで、あとはひたすらに毎日のルーチンをこなすだけなのだが、どういうわけか、ネットなんかでみんなが言っているような「楽しくなってきた」感は相変わらず皆無である。おそらくそもそも身体を鍛えるなんてことは大嫌いなのだろう。なんならカウチポテトで毎日を過ごしたいと思うほど、どちらかといえば身体を動かすことが嫌いだ。しかし、この年でやらなかったらもう一生トレーニングなんてしないだろうし、この性格上近いうちの糖尿病は避けられないだろうし、食べたいものを食べられない未来となること間違いなしだ。今は無理やりにでもスイッチを入れなければならないターニング年齢。やはりやるしかない。

 ということで少しでも乗り気になっているうちに、そしていやになる前に、準備が整った翌日から早速始める。そしてはじめてみてわかったことがある。それは1日でトレーニングに費やす時間がどんどん伸びているということ。これはできれば短縮したい。ちなみにこの時、費やす時間は1日で約1時間半。ラジオ体操とゆっくりジョギング60分に筋トレとストレッチに30分。この時間を確保するために起床時間が5時半になり、そのため就寝時間が10時半という家康かっていうような健康オタクのような生活になってしまった。

 そもそも妻も僕も下戸でお酒も飲めないので、夜のんびりお酒をいただくなんてことはないのだけれど、1日の自由時間がめっきり減った気がする。とは言ってもそもそも、夜遊びに行ったりする友人もいないのだが( ^ω^)・・・なんとかトレーニング時間の短縮をしたいのだが、とりあえず友人のバチェラー旅行までは何とかこれでやっていくしかない。

 肝心のトレーニングはどんな感じかというと、とりあえず最初の3日は筋肉痛に悩んだが、3日もすればなんやかんやで身体も慣れるもので不思議なものだ。だがしかし気持ちのイヤイヤは変わらない。これもまた不思議なものなのだが、やはり目標がおっさん同士の裸の見せ合いというのがダメなのだろうか。

 ということで、目標を達成した暁には自分へのプレゼントをしてみようと考えた。とはいえ欲しいものは何かと考えても、頭に浮かぶのはとてもじゃないがご褒美で簡単に買うことができないものばかりだった。例えばオートバイ。しかも欲しいバイクは150万円程する。というより、若かれし頃のバイクの価格とは信じられないほど値段が上がっている。したがって腹筋割れたぐらいでポチれる度胸もなく却下。

 ではどうしたもんかと考えていると妻がアイデアを出してくれた。それは出来上がった体形をキープするために女子がよくやる手だという。その手とはそこそこ高い新しい洋服を買うことだそうだ。確かに、ある程度仕上がった身体にフィットした洋服であれば、そのあと基本体形を崩すことはできなくなる。ということで僕の場合は一張羅系スーツにするか一張羅系コートにするか。とにかく飴を確定してしまおう。あとはひたすらに鞭鞭鞭・・・

 読んでくれた人へ
 今後、定期的にシルクロード横断日記や行きたいけど行けないという悶々とした気持ちで書いた、脳内妄想旅行の計画などをアップする予定です。お暇なときにでも、そちらも読んでやってください。ありがとうございました。スキをしてくれると僕のテンションが上がります。ファローしてくれたらうれション状態です。よろしくお願いします。人生の無駄遣い万歳^_^
HPやってます。いろいろな旅行関連記事を書いているのでよかったら寄ってみてください(^^)


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