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真土駅の周辺 見どころ満載

2022.7.17 掲載
宇和島市 中村健一(49)

松野町蕨生にあるJR予土線の真土駅は愛媛県最南端の小さな無人駅で、25メートルのホームはJR四国管内で一番短いといわれている。この駅に咲くアジサイが見頃を迎えているとの情報を交流サイト(SNS)で知り、予土線で向かった。
下車すると、短いホームは満開のアジサイに彩られ、多くの人がカメラを構えて列車の到着を待っていた。
どの角度から撮影しても、独特の小さな世界を写真に収められる。
そんな真土駅の周辺をランニングしてみると「日本の棚田百選」に選ばれた「奥内の棚田」があり、現在も米作りが行われていた。
一つ一つ積み上げられた石垣の見事な景観から、先人たちの苦労が伝わってきた。奥野川渓谷の上流部には天ヶ滝公園があり、「愛媛八勝十二景」にも選ばれた迫力満点の天ヶ滝のほかにも、姫滝や町指定天然記念物の日本橘など見どころが満載だった。
小さな駅から始まった旅には、大きな感動があふれていた。

(会社員・新聞配達員)

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