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地域が望むサービス変革を

2023.2.17 掲載
宇和島市 中村健一(49)

南予で愛され続けた地場スーパー「しんばし」の衝撃的な閉店から2年以上がたち、宇和島市内の店舗ビルが解体される様子を見て、とてもむなしくなった。宇和島でもドラッグストアなどが相次いで新規オープンしているが、市民はこの状況を本当に喜んでいるのだろうか。
新たなショッピングスタイルが整う一方で、商品を見つけづらい人や、セルフレジに戸惑う人も多いだろう。私は店員さんと生の声を交わせる場面が減ってきていることに寂しさを感じている。
1日付本紙で、県内のドラッグストア販売額が初めて1千億円を突破、コンビニエンスストアを上回ったという記事に驚いた。専門家は「ドラッグストア業界は店舗数が飽和状態になってもサービス変革の可能性があるのが強み」と分析されていたが、私は飽和状態になるほどの店舗数など望んでいない。地域の声をしっかり聞いて、地域に愛される店になることがサービス変革であってほしい。

(会社員・新聞配達員)

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