AI について

忘れる前に、頭の中に浮かんだ事を書き落としておこう。

ChatGPTのトップ、Microsoftの重役が、連続して日本の政治構造のトップを訪れた。

またも、日本は「モルモット」になるんだろうなぁ、とボンヤリ思う。

原爆、種、食品添加物、Goolgeマップ等、同じ肌色の国では容易に試せないこれらは、全てこの東の果ての小さく勤勉な国で、大した抵抗もなく試されてきた。

これから、相転移を起こした人工知能が、人間にどの様な影響を与えるのか? この壮大な実験がここで本格的に始まるのだろう。

この実験の目的は、国家レベル(特定民族レベル)での思考のアルゴリズムのデジタル化だと思う。 言い換えれば、「勤勉」「おもてなし」「カイゼン」などの文化や民族性、社会性のデジタル化だ。

日本は、「日本語」という特殊な言語でこの民族的ノウハウが守られて来た。 

今、相転移を起こした人工知能によって、このアルゴリズムがデジタル化か出来るのか、とても興味深い実験が、抵抗なく進んでいくのだろう。

個人的は、とても楽天的に考えている。
これらの実験を通じて、この国は、不思議にも、前向きに変化して来た。 もちろん、負の影響もあるが、総じてプラスに転じてきていると思う。

自分自身も、「人工知能は使い方次第」と考えている。 この新しい技術を上手く遺伝子に組み込み進化していく方法を見出して行きたいと考えている。

ただ、不安に思うことは、今の経営者の多くのテクノロジーへの理解不足だ。 
「社内の情報が保存されないからAIを使っても大丈夫」とコンプライアンスが認めているところがある。 担保主義とこれまでの記憶重視の学校教育に囚われた典型的な思考だ。

情報そのものには、ほとんど価値が無い。 情報は、使われて初めて価値が生まれる。
「貨幣」と同じだ。
「使い方」、すなわち「アルゴリズム」があらゆる価値の根源だ。 
人工知能を使えば、このアルゴリズムがデジタル化される。

これまでの人工知能では、このデジタル化は難しいと考えていた。 しかし、ChatGPTが「more is different」によって相転移を起こすことが実証された。 

科学は、まだ、その原理を説明できない。 

ただ、人間の脳、思考が科学され続けられば、方程式が見つけられるだろう。

ある科学者によればら人間の思考、意識は、脳の中の化学変化における「確率」で創られているらしい。 脳の中の確率が、この世界を創造している。

もし、このモデルが正しければ、脳の中の判断の確率と同じ確率をデジタルで実装でれば、コンピュータが人間の脳が出来ることに近いことが出来るようになることは不思議ではない。

ChatGPTも、アルゴリズム的に跳躍したわけではなく、「量」によって相転移が起きた。 世界を創造している確率に到達するに必要な「量」の閾値を超えたことで、驚異的存在へと激変した。

さて、これからどうなるのか?

やはり、全ては「自分達次第」
「人間次第」なのだろう。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?