このタイトルで記事書くのは久しぶりです。
別に何か使い分けてるわけではないのだけど、最近は活動が落ち着いてきたこともあって一般論にまで落とし込むことが難しい話題が多く。
今回の記事もそこまで客観的にはなり切れないかもしれないけど、婚活始めてもうすぐ2ヶ月なので振り返りもかねて書いてます。

【自分の中の優先順位が変動する】

これは婚活始めてみて驚いたことの一つ。
「顔が大事って思ってたけどやっぱり財力だわ！」とかそういうよく言う優先順位じゃなくて、自分の中では当たり前すぎたいわゆる「ランク外」項目というものは、案外優先順位上位に食い込んでくるよ、という話。

ちなみに私のランク外→優先順位トップクラスに躍り出た項目は
「時間を守ること」
でした。

自分じゃ当たり前すぎて、守らない人の生態がまったくもって理解できてなかった。
例えば、「13時ちょうどに〇〇駅の改札出たところで待ち合わせ」と約束した場合。
私は多分5分前くらいには待ち合わせ場所にいます。
5分前にその場所につくために、それより前の電車に乗って来る。もしくはもっと前に着いておいて近くをふらふらしたり、カフェの混雑状況を調べたり。

だから、「13時ちょうど」の待ち合わせをしていて、13時ちょうどに駅に着く電車に乗ってくる人がいることに衝撃を受けた。
(いや、友人にはふつうにそういう子いるけど、あくまで婚活の場としての話ね)
別にその場合の「13時」って死守しなきゃいけない時間でもないから、もし自分の乗り換え都合とかでこの電車が便利なの！とかあれば
「ごめん、13時ぴったりに着く電車が都合いいんだけどそれでいいかな？」とか聞けるじゃん？乗換アプリあるんだし。
待つのは苦じゃないタイプだけど、これじゃあ一生待ち合わせのたび私はこの人に待たされるのね？って考えたらちょっとげんなりしてしまった。
そして、こういう「時間の感覚」が似通っている人がいいんだなあ、ということに気づけた。

逆に、昔付き合ってた人は時間感覚が先走りすぎてて、家出る30分前の絶賛化粧中とかに「家早く出れたから最寄り駅まで来れちゃった！待ってるね♪」とか連絡してくる人でした。人を待たせてしまっている…という罪悪感と、いやまだ支度させろよ…！という気持ちとが入りまじり、結局化粧もそこそこに家を飛び出し予定よりかなり早く集合。ということがよくあり。
相手に人を焦らせているという感覚はなかったんですよね。純粋に「着いたよ」という事実のみを報告していたらしい。それは気にしない方が無理だろ。

こんなに自分が時間に厳しいタイプだったというのは、婚活をやってみて初めて知りました。自分の意外な一面に気づけるよね。

【自分の治したい面が見つかる】

これは最近意識するようになったことかも。
自分より相手の方が優れていると思うことに対して、同等レベルになることは難しいけど、追いつけるように努力はしたいな、と感じられるようになった。
私で言うと例えばお金。
自分自身はけっこうどんぶり勘定タイプで、割り勘とかも「ん～じゃあざっくり3,000円で！」とか言っちゃうけど、しっかりデートでのご飯代や途中で買ったコーヒー代とかをどっちが出したのか覚えててくれると本当に助かるし、私もその辺の感覚しっかりしなきゃな、という気持ちになる。
あとは、掃除がそんなに得意じゃないのだけど、もし相手が今この部屋を見たとしてどう思うだろうか…という気持ちになると途端におそうじスイッチが入ったりする。(多分部屋に呼ぶことはないのだけど)

【あらためて「結婚」する意味ってさ】

「リラックスできる関係」というのももちろん大事だと思うのだけど、うっかり「足を引っ張り合う関係」にならないようにしよう、というのが最近の懸念事項。

恋人ならいいのだ。
ワンルームの中が世界のすべてで、私とあなたと二人きりでどこまでも落ちていく。
みたいな日々でも。
でも結婚でそれやると、本当にその状態で二人の人生終わっちゃいそう。
1たす1となることで2以上の価値を生むように、お互い高め合っていける関係性がいいな、と思うようになった。

一人暮らしも数年やって、仕事もちゃんとこなして、別に一人でいたって十分に生活はできるのだ。
そこであえて他人との生活を望むということ。それにどんな意味があるのか。　
なんとなく今は、「生活をちょっとだけ前向きにするためのモチベーション」だと思っている。自分ひとりで生きてるだけじゃやらない少しの背伸びと、少しのいたわり。
できればそれを、苦行ではなく思いやりをもって自発的にできる関係だといいなあ。

この年になるとさ、O.ヘンリーの『賢者の贈り物』とかが染みるのよ…
若いころはさ、「そんなもの事前にそれとなく聞いとけよお互い…！」とか思ってたけど。
違うんだよね。相手を想う感謝の気持ち100%をお互いがつぎ込んだ結果なのよね。だから、モノで見れば残念な結果だけど、想いは間違いなく届いてる。
「あなたのためなら」を双方向で発動できる関係、これが理想ですね。

はい、今日はこんなところで。
引き続き、今あるご縁を大事に生きましょう。