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No.16/家族の未来について話したことから始まる読書/【家族を愛する技術】(著 吉武大輔)

こんばんは。本日は家族の未来について妹と少し話していました。決して軽い問題ではなく、でも先延ばしにしたり、放置するのも良くないなと思っていたことを家族と話せて少し自分達も大人になったなと感じた夜です。

手に取った理由

さて本日の読書に関しては冒頭の話と絡んで参りますが、【家族を愛する技術】という本を手に取りました。背景としては現在実家暮らしですが、転職を気に家族のもとを離れ自立していくことが必要だと感じ始めました。遠くない未来、実家から離れた後の家族の形について少し想像したことから家族についての本を読みたいと思いました。「家族を愛するのに技術なんて野暮だよ」と思う方もいるかもしれませんが、決して遠くない未来、物理的に離れ離れになった場合の家族の愛し方、愛の伝え方、大切な家族が孤独を感じないためには何かヒントがないかと思い、この本を読みたいと思いました。

『1ヶ月 毎日 本を読む』ルール


【ルール】
・手に取ったら、まずなんで取りたいと思ったのか、読みたいと思ったのか自分の心を深掘りして記す
・丁寧というよりはザッと読む
・要約と感想を書く
(ダラダラ書かない為に20分制限を設ける)


です。

要約してみる

カウンセリングやコンサルタントをする中で、悩みの根底に家族関係で悩んでいる人が多いことに驚いたことから、家系図リーディングという手法を使い、累計8000件の相談から導き出した『家族を愛する技術』。

まず、多くの悩みは“自分で抑圧した感情が原因”であるといい、「我慢すれば…」「相手と向き合うより誤魔化す」「本音を言わない」などのネガティブな自分の選択がきっかけで悩みはうまれる。

さらに、当人に自覚がない部分で起こる様々な問題については、両親、祖父母との関係をヒアリングするとそこに、人間関係や金銭関係、子供関係、健康関係、などから当人と同様の問題があり、そこから問題解決の糸口が見つかるという。

ケーススタディ(事例)と共に、多くの方々悩んでいることの解決の糸口を、愛の言葉と共に語る。

読んでみての感想

こんな切り口で悩みについて書いてある本は初めてでとても新鮮でした。ケーススタディは完全には一致しないですが、「こういう問題はあるな」と思う部分がいくつかありました。両親、祖父母、兄妹の生年月日から仕事の内容、出会いや友人の名前など、どれだけ知っているか、金銭的な話などセンシティブなことも含めて、価値観の醸成に何が影響したかを知ることで、解決の糸口を見つけていく。とても興味深い内容でした。

「家族だから話せない」「気まづい空気になるぐらいなら」と自分自身で抑圧した感情から選択したことが悪い方向に向かうくらいなら、日々しっかりコミュニケーションをとることを選択していきたいなとおもいました。

“愛は能動系。まずは自分が行動すること。”という部分があります。その時オードリーヘップバーンさんの『愛は行動なのよ。言葉だけではだめなの。言葉だけですんだことなど一度だってなかったわ。私たちには生まれたときから愛する力が備わっている。それでも筋肉と同じで、その力は鍛えなければ衰えていってしまうの。』という言葉を思い出しました。私の愛の行動はなんなのか。書いて考えて言葉と共に行動にしていきたいと思います。

まとめ

私達は日々、『より良くなる選択をすでに知っている』にも関わらず、それに取り組むことは先延ばしにしたり、避けてしまうことが多い様に感じます。私もそう。「そうはいっても…」という言葉を言いたくなりますよね。ちょっぴり面倒だな、恥ずかしいな、後のことが怖い、とやらない言い訳を探すことが得意です。

やらなかった時の不安や後悔を蓄積するよりも、やって少しずつでも自分がいい方向に、幸せになれることを積み重ねていける様に生きていきたいと改めて思いました。

『1ヶ月 毎日 本を読む』もなんと折り返しで16日目です。こんなに毎日本を読めていることに幸せを感じています。見て下さりありがとうございます。引き続き頑張りたいと思います。

本日もお付き合い頂きありがとうございました。
またあした。


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