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【ロッテ】今オフ初補強は二保・吉田の2投手と育成契約!!

ご無沙汰してます。どうも、ふじです。

ここまで他球団がどんどんと補強情報をリリースしていましたが、ロッテに関する情報は皆無。
毎年の事と言われればそれまでですが、それでも不安は募っていました。

そんな中、11/28今オフ初補強をリリース。
形としては、1週間ほど前に実施された入団テストに2投手とも合格したというもの。

というわけで、今回は獲得した2投手の特徴や期待することなどをまとめていきたいと思います。


1.二保 旭(九州国際大付属高校⇒ソフトバンク⇒阪神)

引用:https://www.nikkansports.com/baseball/column/bankisha/news/img/202107090000005-w500_0.jpg

二保は、ソフトバンク在籍時の2015年リリーフとして44登板防御率3.25を記録したものの、その後は1軍で思うような成績を残すことが出来ずに登板数が年々減少。
2019年には先発に転向したものの成績良化とはいかず、2021年夏ごろの交換トレードにて阪神へと移籍することとなりました。

新天地となる阪神では、移籍初年度に3度の先発機会を含む4登板を得るものの防御率5.28、翌年の2022年には2軍で最多セーブのタイトルを獲得するも、初年度以降は1軍登板の機会を1度も得ることなく退団。

肝心の投球内容も、フォーシームの球速は常時140km/h近辺で時折145㎞/hを計測、そのほかスライダーカッターツーシームカーブフォークなどの様々な変化球を駆使して相手を抑える、いわば「技巧派」といった投手タイプ。

正直、そこまで特筆した成績も残せておらず、魅力を感じるような投手だとは思えません。

ではチームは何を期待して契約をしたのでしょうか?

二保に期待する役回り

獲得に際して、年俸を支払い契約することもあるため1軍で活躍できる可能性を見込んでというのは大前提ですが、今回は少し違う側面もありそうです。

1つは、2軍のイニング確保の側面があるでしょう。

来季からイースタンリーグの試合数が大幅に増えることが想定され、相当数の選手を揃える必要があります。
これが分かった上で、70イニング近く喰っていた佐藤奨真をリリース。
このイニング数を補填することは、チーム編成を健全にするためにも必至でしょう。

2つはコーチとしての役割が挙げられます。

実は二保は、吉井監督筑波大学大学院に在籍していた際の修士論文で、例として取り上げられていました。
今回、育成枠での獲得となった理由にはこのことが関連していると推測しています。

野球というスポーツにおいて、どれだけ優秀な投手でもランナーは必ず背負います
となると必然的にクイックモーションを導入しなければなりません。

現状のチームは高卒投手を多く指名していることも起因して、まだまだ技術経験ともに育成段階にある投手が多くなっています。

そこで白羽の矢が立ったのが二保となるわけです。

グラウンドレベルでの最高責任者である監督と面識があり卓越した技術を持つ「生きる教材」は、チームに対して1人の選手以上の利益をもたらすこととなるでしょう。

もちろん、選手として1軍で活躍する以上の利益はありませんが、いわば「最低保証」のようなものがついていることを考慮すると、獲得のリスクはないに等しいと思われます。(育成獲得であれば尚更。)

とはいえ、我がチームに加わった選手であることに変わりはありません。
納得いくまで頑張ってほしいところ。
是非とも、私に謝罪をさせるような成績を残してほしいと思います。

2.吉田 凌(東海大相模高校⇒オリックス)

引用:https://cdn.findfriends.jp/img.sp.baseball/show_img.php?id=9681&contents_id=p_page_016

吉田は今季も1軍で一定の成績を残しており、過去には30登板近くの成績も残している投手。
未だに、なぜリリースとなったのかがわかりません。

そんな今季の吉田凌の個人的な印象は、「危なっかしいけどなんだかんだ抑えている」といったところでしょうか。
この印象も、与四死球率に表れています。

投球内容としては、140km/h中盤付近のフォーシーム独特な縦に割れるスライダー、そのほかフォークシュートなど、

見ていると危なっかしい一面もある投手ですが、ハマった時の出力は相当なものがある投手。
これほどの逸材育成枠で獲得できたことは、素直にロッテフロントを褒めるべき点でしょう。

近年は他球団獲得のリリーフの躍進が多く見られるため、是非とも期待したい投手であることは間違いありません。

3.あとがき

そんなこんなで、今回はオフシーズンの初補強となった2投手の特徴などを挙げてみました。

やはり、どんな手段であれ新加入というだけでワクワクするものです。

私としても、来季は二保・吉田の両投手がマリーンズブルペンで躍進する姿を多く見れればと思います。

ちなみに「吉田凌なら支配下もあるかな」と思っていたのでちょっと拍子抜け。
支配下枠にも少し空きがあるため、まだまだ補強は続きそうです。(妄想)

というわけで、今回はここまで。
それではまた次回、さいなら〜

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