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今週の投資関連注目記事(3月第2週)

基本的に週末、一週間分の新聞・雑誌等から、気になった記事をピックアップして、三行以内にまとめて、素人投資家ならではのゆるくて無責任な視点で、思いついたことを自由気ままにコメントしていきます。
尚、具体的な企業名も度々登場することになりますが、記事になった時点で既に株価には反映されているものと認識しており、決して購入を煽る目的ではありません。


・PBR1倍割れ、トップ再任反対
企業に株価を意識した経営を促すことを目的に、三菱UFJアセットやニッセイアセットマネジメントなどの国内運用会社は、ROEやPBRが低い状態の企業に対し、株主総会で代表取締役の再任に反対する。
3.8 日本経済新聞

ここまで事務的に役員の選任基準を設けられては、さすがにやってる感だけでは済まされないだろう。増配や株主優待などで株価を上げるのも悪くはないけど、できれば業績向上の道筋となるものを示してほしいところ。


・REIT、株高で陰る魅力
2024年に入ってから6%下がり、3年ぶりの安値圏にあるREITは、銀行が1月の最大の売り手だった。地銀は主要な買い手の1つだが、損切りしやすい環境もあり、本決算の3月に向けてREITを手放す地方銀行は多そうだとのこと。
3.7 日本経済新聞

新NISAの影響もあり、回復すると思われたREITが軟調なのはこういうことだったのか。株式のPBRに相当するNAVはほとんどが1倍未満だし、不動産の賃貸市況が崩れない以上、かなり手堅い投資先だと思うけど・・・


・住友商事、メタバースに参入
空間やアバター(分身)作成などを一貫して手掛け、独自コンテンツを既存のプラットフォームに投入する、メタバース(仮想空間)向けのコンテンツ制作事業を始め、将来は40億円前後の利益を生み出すビジネスに育てる。
3.5 日本経済新聞

メタバースの魅力についてはイマイチよくわからないけど、市場がますます拡大していくことは間違いなさそう。もっと勉強しておかないと・・・


・日産、下請け業者に不当な減額要求
少なくとも過去数年間、タイヤホイールといった部品メーカー30社超に30億円、コストダウンを目的に下請け企業に支払う代金を不当に減らしたとして、公正取引委員会が日産自動車に対し再発防止を勧告する方針。
3.4 読売新聞

不当な減額要求は数十年前に始まり、常態化していた可能性もあるというと「コストカッター」の異名を持つゴーンを思い出させるが、昔からやっていたこと・・・最近よく聞く話だけに、日産だけなのか?と思ってしまう。



・「空飛ぶクルマ」1000兆円市場がテイクオフ
電動の機体で垂直に離着陸するため滑走路が不要で、20~30kmの近距離移動には最もリ-ズナブルな機体とされる、「空飛ぶクルマ」は1万を超える島々からなる日本にとって観光面で大きなビジネスチャンスを生み出す。
週刊エコノミスト

日本での普及のネックになりそうなのが、安全担保の型式証明と耐空証明。
EVに次ぐ株式投資のテーマとしては面白そうだけど、これもとりあえずやってしまおうという感覚の、中国が先行して実用化するのだろうか。





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