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「有難い」人生

新型コロナウイルスが流行してから
今日にいたる時間を僕の中では「空白の3年間」と呼んでいます。


ブログにお越しいただきありがとうございます。
飛田竜之介です。
よければ最後までお付き合いください。


これから綴る内容は、今までSNS上では口外
したことない話になります。

実生活でも、親しい人にしか話してきませんでした。

あまり人に知られたくない
自分が恥ずかしくなる
惨めで、ちっぽけで、自分が何者なのかわからなくなる
現実を突きつけられる

色んな理由がそこにはありました。

それでも、3年という時間のおかげで
こうして書くことができるようになりました。

なぜ、今まで人に話したくない
知られたくないと思っていた過去を
こうして書くことにしたのか。

1つは、自分の中で整理がついたことです。
「それが今の自分なんだ」
「それも今の自分なんだ」
「その経験のおかげで、今の自分がある」
「その経験は、僕の人生で必要なできごとだったんだ」
そんなふうに、自己受容・自己肯定できたことです。

もう1つが、自分と同じことを感じている人が
いるのではないかと思ったからです。
自分の経験が誰かの役に立てば……
そう感じているのはあなただけではないんだよ。
ということを伝えることができれば嬉しい。
そう感じ、こうして書くことにしました。

※また、これから語る内容な3年前から現在にいたる話です。
「うつ」などの言葉が出てきますが、
今では毎日を楽しく過ごしているので安心してください!


ではさっそく!……と話を進める前に
少し違う話をさせてください。

それは、たまたま流れてきたある動画。
ゴルゴ松本さんが少年院で特別授業をする内容です。

この話がとても素敵で、思わず誰かに
伝えたくなってしまいました。

「辛と幸」「吐くと叶う」の話は
聞いたこともある人もいるかもしれません。

簡単に説明すると……

「辛い」状態でも、何か1つ加われば
それは「幸せ」になる。
反対に「幸せ」なときでも、何か1つ欠けてしまえば
「辛く」なってしまう。
「辛」と「幸」はつねに表裏一体。

「吐く」という漢字は口偏に+と-から成ります。
+は前向きな言葉。
-は後ろ向きな言葉。
口から出る言葉を前向きな言葉だけにすれば
願いは「叶う」。

というものです。

今回僕が聞いた話も漢字にまつわる内容です。

何か「苦」しいことがあったとき
何か「困」ることがあったとき
何か「災」いすることがあったとき

僕らそんな状況に「難」をつけて
「苦難」「困難」「災難」だと嘆き
不幸といいます。

その「難」が「無」い人生を「無難」な人生といいます。

でも、無難な人生なんて1つもありません。

誰かと誰かを比べたとき
もしかしたら「無難」な人生と呼ぶものは
あるのかもしれません。

ですが、それは「幸と辛」と同じで
表裏一体なんです。

「苦難」「困難」「災難」はあります。
必ず起きます。

「難」が「無」い人生の反対……
「難」が「有」る人生……

「有」る「難」で
「有難(ありがた)し」と読みます。

「苦難」「困難」「災難」が起きることは
誰もが喜ばないと思います。

ですが、そういうことが起こる人生を
「有難し」と言うのです。



人から借りてきた言葉なので
説得力には欠けるかもしれません。

ですが、本当に素敵で、伝えたくなってしまいました。

僕が書こうとしている空白の3年間についても
「苦難」「困難」「災難」と
感じていました。

「なんでこんなことになったんだ」
「これからどうすればいいんだ」
「なんで僕ばっかり」

そんなマイナスな言葉ばかりを吐いていました。

そんな状況を少しでもなんとかしたくて
助けを求めるかのように心理学を学び始めました。

少しずつですが、口から吐かれることばから
マイナスの言葉は減っていったと思います。

そして、今になり
当時を振り返るとあの経験も
「有難い人生」なのかなととらえることができました。


過去について初めてブログで書こうとしたときに
ゴルゴ松本さんの動画をたまたまみる……。

なんだか運命的な気がしますね。

ちなみに……
今まで気付かなかったことにふと気付くことを
「セレンディピティ」といいます。

似た言葉でユングが提唱した
「シンクロニシティ(意味のある偶然の一致)」
もありますね。

僕は、起こるべきタイミングで起こるべきことに遭遇する。と
考えます。


過去の経験も
それを書こうとしたことも
その日にたまたまゴルゴ松本さんの動画を見たことも

全ては「意味ある偶然の一致」なんでしょうね。


今回はここまで。
次回では過去について実際に触れていきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます。

またお会いしましょう。

では🙌

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