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人生が動いている

随分と間が空いてしまいました。
どうも、もももです。


プロポーズから2ヶ月。
無事に入籍いたしました。

友人にも職場にも結婚報告を終え、たくさんの人から一生分の「おめでとう」を言ってもらっている。
なんとも有難い。

去年の私に教えてあげたい。
「大丈夫よ、あなたはそのままで。
 ちゃんと、欲しいものは手に入るから。」



やはり大事なのはスピードと行動力


 4月 今彼、どうやら結婚する気がないと発覚。からの結婚相談所入会
 5月 彼氏と別れる
 7月 初コンタクト。デートを重ねる(重ねるといっても3回程度、笑)
 9月 交際スタート、結婚相談所を退会。
10月 両親挨拶
12月 プロポーズ
 1月 両家顔合わせ
 2月 入籍
 4月 共同生活スタート
 5月 挙式

改めて見てみると、なんともきれいに進んだものだ。
スケジューリングは全て私がした。
自分の運気がよい日(ゲッターズ飯田様、ありがとう!)とお日柄を見て、「この日にこれ」と長期的に見て決めていった。

無事、入籍まで終えられてとてもほっとしている。
あれだけ「結婚、結婚」と言っていた日々が嘘みたいだ。
「1人でも幸せになれるこの時代に」「多様性の時代」とはよく言われる昨今だが、どうやら私はまだまだ古い気質のようで、「結婚こそ女の幸せバイアス」が罹っている。
「結婚できない人」という周りの目が怖かったのである。
口では簡単に「自分らしく」とはよく言うけれど、私の本音は、これらしかった。

だから、自分、よくやった。
よくぞここまで辿り着いたっ…!なのである。
私は口だけにしなかった。
自分の考えを彼に伝え、実際に行動していった。
その結果が、今なのだ。
そうだ、自分、よくやった!!


「早すぎない?」と彼は言ったけれど。

だけれども彼、38歳。私、35歳。
早いわけがない、のである。

私は自分の子どもがほしい。

出来ることなら3人ほしい。
もうあと2か月したら36歳だから、かなり非現実的だということも理解はしている。
だけど、いつだって、願いは口にしたい。
私は、子どもと夫と、笑顔にあふれた温かい家庭を築きたいのだ。

家族で公園にピクニックに行きたい。
レジャーシートを敷いて、お弁当を食べるの。
バドミントンして、ボール遊びして。
そんな景色がほしい。



彼サイド


先日、彼の友人たちがお祝い会を催してくれるということで、完全アウェイな飲み会に参加した。

彼は会社のサッカー部に所属をしていて、同期とその仲間たち、マネージャー女子の計20人くらいの飲み会であった。
アラフォーの集まりにしては、なんともノリが若い。
根っからの文化部気質の私にとって、運動部のこういうノリ、陽キャといわれる類の人との絡みはなかなかハードであった。

彼から「来てほしい」と言われたから参加したものの、彼ら、そしてマネージャー女子たちからしたら「アウェイ飲み会へ、ようこそ」「よう、来れたな」なわけで。
その友人たち同士も集まるのは久々ということもあり、他に話したいこともたくさん、あっただろう。すまないねえ…。

でも、こんなにも温かく祝ってもらえて、幸せで。
有難かった。
彼が仲間から愛されているということも感じられた。
友達が多いことは悪いことではないからね。
そして、この地に移ってきた私は、これからこういったコミュニティーの中で生きていくのであろう。
それもまた、妻としての役目なのだろうか。

マネージャー女子たちのことを下の名で親しく呼ぶ彼を見て、まあまあ嫉妬した。
私の知らない彼なのである。
きっとこの中に「過去に何かしらあった子」も含まれているのであろう。
結果、結ばれて、妻として私は彼の隣に座ってはいるものの、その光景は何とも気に食わないものであった。
彼にも同じ思いを味合わせたい、とまで思った。
まだ1年にも満たない関係の彼なのだが、こんな嫉妬心を抱くくらいにまでに好きになったらしい。
マネージャー女子たちも今はそれぞれ結婚しているらしく、何もないのはわかってはいる。
だけれども、なんとも面白くない絵、であった。

彼の女は、私である。
久々に重い女の登場である。


ここからの人生設計図


ただ、ただ、ゆるく、生きたい。

それを彼は許してくれるだろうか。
彼は公務員。趣味という趣味も特にないから、これといってお金が出ていくこともない。
一般的な給与感ではあるのだろう。
同じ公務員ではあるけれど、現段階では私の方が稼いでいる。
年収で見ると多分私の方が50万くらい高い。

結婚に伴い、異動願いを出した。
4月からは彼の地元で働くことになっている。
仕事内容は同じだけど、ところ変われば大変なことはそれなりにはあるわけで。まあ、何とかはなるんだけどね。

産休にいつ入るか問題。
結婚式が終わったら、妊活スタートである。
年齢が年齢だから、そこはずっとずっと心配なのである。
授かれるのか。
先輩にも、言われた。とにかく早く、と。

異動したばかりで産休に入るのは心苦しいのだが、そこはもう待てない。人生がかかっている。

産休、育休、何年で復帰する?
子育てしながら今の職を続けていくのは、ハードすぎる。

何を手放すか。

もう13年、この仕事をしてきて、中堅からベテランへ入る時期だ。
キャリア、そんなものは私の中では重要ではない。
出世に向いていない性格なのは理解している。

ゆるく、自宅でピアノ教室。
と彼には話してはいるが、何かを始めるだけのバイタリティーが私の中に残っているのだろうか。
「経済的な観点はなしで」を彼は許してくれるだろうか。
趣味程度の教室経営。
子ども3人?家も建てちゃったりなんかして?
…いやいや、無理だろう。

ああ、働きたくない笑

いつから動き出そうか。
そろそろ設計をしていかないとなのだ。


今、私が「嫌な奴」だということは、わかってはいる。


今の所属では、正直気持ちよく働けなかった。
自分より若手スタッフで構成されたチーム。
「これ、おかしいよね?」とチーフに言っても流されていく。
もう、戦うのも疲れてしまった。
私は「人を育てる」という感覚でこの仕事をしている。
だけど、その若手たちはどこかエンターテイメント性のようなものが強く、違和感しかなかった。
なぜ、それを許す?
正直、その感覚が気持ち悪くて、私は染まれなかった。
元々、一匹狼タイプではあるのだが。
「このチームで一生懸命やったところで」という気持ちが拭えなかった。

ま、でも、これも言い訳かもな。
単純に馴染めなかったのかもしれない。
コミュニケーションするのが面倒で。

4月から心機一転「明るい私」で働けることを願って。


理想はSWEETな日々


もちろん、きっと、私にもいけない部分はある。
だけど、今はそれを素直に受け入れたくはないの。
いつかもっと大人になった時に「あの時は子どもだったな」と、ちゃんと反省するから。
だから、今は許してあげちゃいたい。
自分を最大限に、甘やかす。
いいじゃないか。
そんな時期があったって。

いよいよ、来週からは彼との新生活が始まる。
これまで、ずっと実家暮らしの彼だから、不安しかない。
結局、家事は全部私がやるんだろうなあ。
「がんばる」とは言って頂いたものの、長年培われてきた「箱入り息子」を拭うのは、そう簡単なことではない。
先が思いやられる。

彼は本当に、本当に何もできないのであろう。
だけれども、彼はずっと私思いである。
私は大きく生活が変わり、対してほとんど変化のない彼。
「私ばかりに負担をかけている」という意識は少なからずあるようで。

言葉の端々が優しい。
寄り添ってくれる。
それは、本当に彼の素晴らしいところ。
SWEETなのである。

仕事納めのあの日。
私は、それなりにキツイ1日だった。

駅の改札で私を待っていてくれた彼。
疲労感と不安とお腹がふわふわして、落ち着かなくて、人目も気にせず、彼に抱擁を求めた。
それぐらいのよりどころにはなっているのだ。
SWEETなのである。

失礼な話、前彼の方が好き度は高かった。
結婚した今でも、彼のことは思い出す。
だけど、こういう感覚はその彼では味わえなかったな。

今の彼、夫は、私のことを好きだ。
実は入籍するその日まで「フラれるんじゃないか」って不安で、友達に言えなかったと。
辛くなったとき、まだ、つい前彼の写真を見ちゃう。
だけど、今の私にとっては夫がSWEETなのである。

どうか、幸せを感じられる日々が続きますように。
どうか、末永く。
どうか、どうか。

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