交渉⑤実際の進め方(加筆)

今回は私が交渉の際に役に立ったもの、どういったタイミングと落とし所で話をしたのか記します。以前の寄稿で触れていた部分のおさらいと触れていない部分にも触れたいと思います。

特定の日に決めない事

この日にしよう!とか記念日を狙おう等、
いわゆるXデーを設ける方は意外と多いです。
しかし、それは

「あなたの都合」

ではないですか?
違うならばよいです。後悔無い選択でしょう。
ただ結果が出なかった場合、相手を攻め落とせる内容が揃いきっている自信のある状態だったのかと後悔することにもなります。
我慢をしているのは良く分かります。私も同じでした。
ただ、頭を整理していれば良い流れは実は違うところに有ることも少なくないです。不倫にハマればハマるほどチャンスは巡って来ます。
悲しいですがより効果を大きくするためには見極める我慢も必要です。
タイミングは悩みますが焦らない、大きく勝とうとしない事も大事だったりします。
チャンスと思ってホームランを狙ってフライでアウトになる選手より、
確実に塁に出るヒットを量産しつつ緩い玉は見逃さずホームランにする選手
どちらが理想ですか?

配偶者と不倫相手が一緒の現場を押さえる意味は?

成功例もありますが、いわゆる乗り込みをした場合の成功例を多くは聞きません。逃げられない状態で不倫事実を確保に走るという行為でしょう。
私も道具を揃えて怒りに任せて乗り込む事を考えていた時期もあります。
時に暴力的な行為や行動は気分が良いものです。
圧倒的な暴力で解決してしまう人もいるでしょう。
ただ不倫相手と配偶者がより結託するリスクをどう見積もるか?
あなた方はある意味、交渉人なのです。
恐怖心が相手を結託させる可能性があることは少しだけ考えてみてください。

分断と各個撃破の戦略

背後が海のA国が隣接するB,C,D国に領土拡大の侵略を計画していたとします。国境線に軍隊を配備していつ戦端が開かれるか分からない不安定な世界があるとします。その時B,C,D国は何をするか?実は同盟をしたら軍事力は逆転することが想定されます。戦争をしたとしても国力を減らしながら同盟国は勝利するでしょう。もう分かりますね?あなたの方はA国なのです。では、A国が生き残るには何が必要か?
各国が近づかないように分断してから攻め上げる。B,C,Dのいずれかを味方につける戦略を取るはずです。最悪の場合、戦争を辞めて/負けて同盟国側と一切断絶して栄光の孤立となるやもしれません。後悔が残る可能性がある状況のリスク判断は大切ということです。

さて、ここで言うB,C,D国はシタ側、不倫相手、更に言えば両親や親戚兄弟かもしれないとあなたの頭が巡れば冷静です。
ここまで考える必要はないのかも知れませんが、
理由はどうあれ、戦端を開くのはあなた次第です。戦略は固まりましたか?後はどういう戦術を織り交ぜるかにかかってます。、


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