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読書感想【異修羅】

今日は異修羅を読みました

電撃の新文芸より発刊されております
異修羅は「このライトノベルがすごい2021」にて
単行本・ノベルズ部門・新作部門両方で1位を獲得

魔王が殺された後の世界。
そこには魔王さえも殺しうる修羅達が残った。
一目で相手の殺し方を見出す異世界の剣豪、音すら置き去りにする神速の槍兵、
伝説の武器を三本の腕で同時に扱う鳥竜の冒険者、一言で全てを実現する全能の詞術士、
不可知でありながら即死を司る天使の暗殺者……
ありとあらゆる種族、能力の頂点を極めた修羅達はさらなる強敵を、“本物の勇者”という栄光を求め、新たな闘争の火種を生み出す。
全員が最強、全員が英雄、一人だけが勇者。“本物”を決める激闘が今、幕を開ける――。

Amazonから引用

勇者によって魔王は倒され、平和を迎えた世界
でも戦後になっても勇者は姿を現さず、世界の誰も知らない伝説の存在となっていました
いつまでも姿を見せない勇者に、国の重鎮たちはヤキモキしていました
そして考えました

生きてるか死んでるかもわからない勇者を待たずに、新たに作っちゃえばいいじゃん

ということで、16人の英雄級の人物や異形を集めての天下一武道会を開くことになりました
優勝した者が勇者に認定されます


感想

最初は少し取っつきにくい所がありましたが、中盤からは、ここからどうなるんだーと夢中で読むことが出来ました
それぞれのキャラクターが戦う理由や守るべきものを持っており、丁寧に描写されています

誰もが主人公であり、そして脇役でもある
物語の主要キャラクターになるかなと思っていたらあっさり死んでしまったり、気が抜けない内容となっています

熱いバトルの展開に政治的な要素が絡んで複雑になっていきます
群像劇が好きな人はぜひ読んでみてください


現在7巻まで発売しております
アニメ化も決定しています!

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