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[エッセイ] 生きるに賭ける

誰にだって

「俺の人生、このまま終わるかも」なんて

そう思って哀しむ夜がある

きっと、皆それぞれの人生が輝くなんて

そんな無責任なことは二日酔いでも言えないけどね

空を見ると、沢山の星が輝いていて

きっと、あの星の数のように

輝く前に終わった人生なんて沢山ある

人生は皆に訪れた一回きりの賭け事のようだ

今、辛くても

生きるっていう一つの縄を握っているだけで

人生が輝くかもしれない

ただ、それが何時になるかなんて誰にも分からない

ただその可能性を信じないのも、寂しい気がする


人生が輝くとは言ったものの

それがどういうことかは人それぞれだと思う

幸せって人によって違うものだから

皆、互いの幸せを

馬鹿にしてはいけないよ

顔が見えない相手に対してもね


例え、今という時間に思い通りに行ってなくて

同級生や周りの人たちに「あいつ、終わった」なんて言われても

神様以外の言葉は放っておけ

自分の内なる声でもね

誰にも分からないこの人生なんだから…

結局、人ってどう生きても

褒められるだけの人や、

怒られるだけの人はいない

憎まれたり、腹が立つことがあっても

そんなものなんだと、受け入れていこう


生きてるってだけで価値があると思うよ

その価値を誰かが買い取ってはくれなくてもね

でも、人って

生きてるってだけで

考え方が変わるってこともあるよ

突然変わっては行かなくてもね

長い目で見てごらん

例え、今が思い通りに行かなくても

いいんじゃないって

答えが出るんじゃない?


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