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休職5か月を終えて、今思うこと

こんにちは、人生お休み先生です。
小学校教員を10年以上続けていましたが、現在抑うつ不安状態(適応障害)の療養のため休職中です。

休職してから5か月が過ぎ、予定していた休職期間の終わりが近づいてきています。体調、メンタル共に安定した日々を送ることができています。
そして、来月からいよいよ職場での復帰プログラムが開始します。
初めは勤務時間2時間からのスタートとのことです。
焦らず、一歩一歩前進していきたいと思っています。

今日は、リハビリがてらに、休職5か月を終えて、感じたことや考えたことをふりかえっていきたいと思います。


5か月。
1日1日は長ーく感じるのですが、思い返せばあっという間だったとも感じます。
仕事という責任から離れて、壊れてしまった心を修復し、充電するために選んだ休職。

「いえーい!仕事しなくて良いから、毎日好きなことやりたい放題だ~!やっほーい!」

…とは、なりませんでした(笑)
小さくなってきたとは言え、後ろめたさや申し訳なさという気持ちはずっとあったので。

もちろん、時間がたくさんあったので、好きなことはたくさんしました。
平日に美味しいものを食べに行ったり、サウナに行ったり、映画を見たり、アニメを見たり、ゲームをしたり、読書をしたり、こうしてnoteで記事を書いたり、その日の気分でやりたいことをやりました。

最初の寝たきりだったころは全くできなかったことばかりでしたので、できるようになってからは「楽しいな」という気持ちが湧いてくるようになりました。
でも、不思議と充実感は感じられませんでした。
「なぜだろう?」
毎日のんびり過ごしながら、なぜ満たされた気持ちにならないのかを考えました。
そして、僕なりの結論が出ました。

「自分、今、誰からも必要とされてない。だから満たされないんだ」

自分の心の中に、誰かに必要とされたい、誰かの役に立ちたいという強い気持ちがあることに、ある日気が付きました。

それから僕は、家の家事を頑張るようになりました。
それまで妻が担当していた家事も代わりにやるように。
そうすると、湧いてきたんです、充実感が。

「今、自分は何かの役に立ってる。必要な存在になれてる」

その時、気が付いたんです。この気持ちが自分を動かす原動力なんだと。


教員を目指そうと思った原体験を思い出しました。
中学生の頃、友達に勉強を教えて感謝されたあの経験。
あれがスタートだったじゃないか。
休職に入る前は、頭がいっぱいいっぱいになっていて、そんなことは忘れてしまっていました。

5か月、しっかりと充電できたことで、自分の心の奥底にある「火」のようなものを、見つけなおすことができた気がするんです。


来月からいよいよ復帰訓練開始。
現場に戻るプレッシャーはあります。

でも、この休職期間で見つけなおした心の中の「火」を、しっかりともし続けたい。
また消えてしまいそうになったら、消える前に酸素を送ってあげよう。

新しい気持ちで、教員生活を再スタートしたいです。



ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

復帰訓練開始まで残り数週間、しっかりと心の充電をしておきたいと思います。

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