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リアクション選手権 〜ゲーセン〜

大人になってからも、時々無性にガチャガチャやクレーンゲームで遊びたくなることがあるのはどうしてだろう。

実用性のない、ただただ可愛いだけの塊を眺めたり、ヘンテコな掘り出し物を見つけたりー。

わたしにとってゲームセンターは、童心に帰って精神を開放させることのできる魅惑の場所だ。

ところで、過去の恋愛経験を振り返ると、わたしが「ゲーセン行きたい!」言った時の男の反応は実にさまざまであった。

それ次第で「はあー!ちゅきー!」となることもあれば、「おもんなこいつ…さむ…」となることもある。

ゲーセンはカップルとしての相性が試されるシーンのように感じられるのだ。

今回はわたしが「男のゲーセンに対する反応を勝手に評価させていただく」という、選手権シリーズ第6弾。

エントリー者はわたしの記憶にある過去の男たち。

(↓過去の選手権シリーズはこちらから読めます)

★★★★ 最高のリアクション

最高のリアクションをする男は、わたしと同じ熱量でゲームを楽しんでくれる男である。

クレーンゲームでわたしがほしいと言ったぬいぐるみを取るために、躊躇いなく百円玉を溶かしていく姿。

横からも斜めからもクレーンを眺めて指示を出してくれるプロフェッショナルっぷり。

同じ目標に向かって動いてくれることが嬉しくて、普段は見られない真剣な表情が愛おしくて、わたしのツボにどんハマりするのだ。

※おかしい?笑

いよいよ景品をゲットして、「やったねー!」とハイタッチをするあの瞬間。

わたしの中の幼女の部分が『この人、好きー!大好きー!』と飛び跳ねるくらいに、たまらなくきゅんきゅんしてしまう。

★★★ 正解のリアクション

ゲーセンは少額からとは言え、お金のかかる遊びである。

そのため、「飽きるまでやろうぜ!」となりにくいのは百も承知のことだ。

正解のリアクションをする男は、「じゃあ3回だけやってみるか!」と回数を限定してゲームに挑戦してくれる男だと思っている。

1番まともで、現実的で、いいお父さんになりそうな感じ。

『でもちょっとつまんな〜い』ってわたしの中の幼女の部分がいじけてる感じ。

★★ 議論に値しないリアクション

わたしがゲーセンデートにおいて最も危惧していること。

それは、男に「こんなしょうもないことにお金かけるの?」「子どもっぽい」と思われることだ。

わくわくした気持ちで一緒にゲーセンに入った時。

立ち並ぶクレーンゲームを見て「こんなん取ってどうするつもり?笑」と鼻で笑うような男は意外にも多いように感じている。

こんなこと何の意味があるの?っていうことを!

全力でやることが!

楽しいんじゃないですか!

と言い返したい気持ちを抑え込んで、
「そうだよね…帰ろ…」と苦笑いを浮かべながら同意する。

そしてわたしは心に誓うのだ。

お前は二度とゲーセンには近づかせない!!!

☆ 論外

そ も そ も ゲ ー セ ン に 行 っ て く れ な い 男

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