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人たらしの男友達から学んだ人間関係において大切なこと

私の男友達(高校の後輩)は凄く凄くモテる。
今年だけで6人から告白されたらしい。(何事!)

どんなチート使ってるねん!ってことで、
私の周りのモテないと嘆いている男友達と、友達止まり代表女の私との比較をしつつ(みんな可哀想なことしてごめん、私もごめん)
その実態を分析してみたところ、恋愛を越えて人間関係を育む上でとても大切なことを教えて貰ったので、忘れないうちに記録しておきたいと思う。

①知らない人もみんな友達

彼は人見知りをしないタイプで、人との壁がかなり薄く、警戒心も殆どない。

スタバをあまり知らない彼は、店員さんに「バニラ系でおすすめあります?」と普通に話しかけて、ものの数分で2人の店員さんと仲良くし始めたのを見て私は唖然とした。(私人見知り)

「"仲良し"のハードルを高くして、それを越えた人とだけ仲良くするってなんか勿体なくない?」

「みんな友達って感覚かもしれない笑」

ええ、そんなんでいいんだ…
確かに親友とか名乗る訳じゃないし、勝手に心の中で友達って思ってる分には何かとスムーズかもしれないね。

②距離感

彼は距離感がとにかく近い。
でも嫌な感じはしない、下心も感じない絶妙な距離感。

少し腕を動かしたらぶつかる位置(実際何回もぶつかった)まで近づいてくる。

そこで気づいたのが、私や周りの男友達は異性に対して距離感が遠すぎるということ。というか私に関しては近づきすぎるのは悪いことだと思って、あえて距離をとっているまである。

私はそれ故、ぶつかったら「ごめん!」って謝るのに彼は謝らないから、なんで?って聞いてみると

「別にわざとじゃないし、触れられたことを不快だと思われたのかな?って思われちゃいそうだし、いちいち言わなくてよくない?笑」

物理的な距離を縮めることはある程度心の距離を縮めることになるのかも、と彼と話していて思う。

彼の言葉を借りるなら、
「距離が遠いと、なんとなく肩の力が入りすぎてしまって気楽に話が出来なくない?」

確かに何かと気を遣う性格の私でも、彼と話す時は自然体に近い状態でいれたような気がする。

③相手を全力で楽しませたい

「本当は一人の時間に使えた時間をわざわざ俺のために使ってくれてるんだから、せめて"俺"と一緒に過ごしてよかった、楽しかったと思ってもらいたい。」

いや、普通に嬉しいよねそんな風に接して貰えたら!
自分の楽しさだけじゃなくて、相手を楽しませてあげようとする気遣いが出来る優しさに感動しました。
しかも自己満だから見返りも求めてない。

具体的には工夫には②で挙げた距離感や、思ったことは素直に伝える&行動する、などを言っていた気がする。


例えば私がネイルをしたのに気づいて、手のひらを差し出して「指を乗せて、それよく見せて」ってサラッと言う。そして「凄い可愛い、似合ってるね」と目を見て伝えてくれる。

あとは髪型も毎回褒めてくれる。「前のも可愛かったけど今回も似合ってて可愛いね」って。

そうやって思ったこと素直に伝えられる人は少ないんだよ!って言うと「えーみんな勿体ないね笑」と言う。

思ったこと伝えたり行動するのって怖くないの?嫌われないかなあとかさ、と聞いてみると

「嫌われたら合わなかったんだなって思うだけ。人間だから仕方ないし、それで俺の価値は変わったりしないから。」

「言わなかったり行動しないほうが後悔しない?」

いやそうなんだけど、それが難しいんじゃ。
凄いな。自己肯定感高すぎ。

私は知らない人が怖い。知らない人は敵だと思っちゃうタイプ。結構人見知り。変だと思われてないかなとか、人から見た自分を気にしすぎてしまうからなのかな?というのが今のところの結論。
それ故に思ったことを行動出来ないことが多い。

これって彼に言わせてみれば他人の意見で自分の価値がブレブレになっている状態なんだと思った。
そして自分の価値はどんなときも揺るがないことを知っていれば行動は容易になることも学んだ。

番外編④全人間長所と短所でプラマイゼロ

私は自己肯定感低めで、自分の短所ばかり気になってしまう〜という話をしたら

「人間には長所と短所があって、それを足し合わせたらどんな人もプラマイゼロになると思ってるんだよね。
だから短所に目がいったら、そう考えてあげると自然と短所を受け入れられる気がする。」

これは人たらし関係なく、人生を楽に生きるための考え方としてとっても優秀だったので記録。
自己肯定感が低いとつい人の長所と自分の短所を比べてしまいがちだけど、みんなプラマイゼロなら少し気持ちが楽になる感覚があるね。

⑤終わりに

忘れたくないこと全部書き留めました。
モテる=魅力的だという感覚が私にはあったけど、
彼と話していて気づいたのは
人から好かれる=いい気分にさせてくれるのが上手ということだった。

確かに彼と話していると本当に楽しくて、心地よくて、心が潤う感じがする。
また会いたいと思わせてくれる。アゲメンってやつかな。

人とそういう風に接することが出来るのは素敵なことだけど、まずは私は自分のことを満たすのに専念したいと思います!




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