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奥出雲再訪の旅【前編】

ども、ゆさっちです。
空路はるばるやってきたのは「晴れの国」岡山です。
その名に違わず今日もカンカン照りでございます。(´∀`; )

今回の旅はまず、大好きな奥出雲を再訪します。
なにやら、この地の交通事情にも変化が起きそうなので、静かなうちに乗りに来たかったのです。

さて、まず松江まつえを目指しましょう。
今回、乗車するのはこれ、ででん!

特急「やくも」のパノラマ展望車です。
この381系の活躍も2024年まで、健在のうちに体験しておきましょう。

最前列の座席からのパノラマはこんな感じですよ。
山中の緑が飛ぶように後方に流れていきます。

カーブをハイスピードで駆け抜ける「振り子式」の走りは迫力があります。
でも、揺れは相変わらず。
岡山-松江間は3時間くらいかかりますので、酔いやすい方はご注意を。
洗面所には「エチケット袋」の用意がございます。(´∀`; )

松江で途中下車、ここで晩ご飯です。

伺ったのはこちら

さあ、郷土料理をメインにじゃんじゃんいきましょう。
おでん、おつゆしみしみでうましです。٩(ˊᗜˋ*)و


のどぐろはしゃぶしゃぶでいただきますよ。

お酒のリストに大好きな地元福島・会津坂下あいづばんげの銘酒「飛露喜ひろき」がありました。
意外と地元では飲めないんですよね。
島根の料理と福島の酒のマリアージュ、これもまた佳きかなです。(*´︶`*)

お腹もみちた後は、山陰線を宍道しんじまで行き、木次きすき線の列車に乗り換えです。

廃止の噂も立つこの路線、車内は帰宅する高校生で存外に混んでいました。
この列車の終着の出雲三成いずもみなりまで1時間半ほど乗り通す学生さんもいました。
画像に収めていませんでしたが、今晩のお宿は駅前にあるここ。
新しくて清潔、お値段もリーズナブルでしたよ。

そうそう、ここの食堂は仁多米にたまいが食べられるのです。
米どころの東北に住むゆさっちも仁多米はうまいなぁと思います。
てなわけで朝食をがっつりいただきました。v(´∀`*v)
おかわり自由ですよ✧*。٩(ˊᗜˋ*)و✧*。

さて、きょうは奥出雲の最深部を旅します。
列車は3時間以上来ないので、出雲横田いずもよこた駅までタクシーでワープです。(レンズフードが傾いているのに気づかず、数枚右上がケラれている写真があります。)

ここからはコミュニティバスで三井野原みいのはら駅を目指します。

三井野原を目指すのは時間調整もありますが、この間にある3段式スイッチバックをじっくり楽しみたかったのです。
鉄道はスイッチバックでこの難所を切り抜けますが、コミュニティバスは「おろちループ」というループ橋をぐるぐる周りながら高度を上げていきます。(下の写真は木次線の列車から撮りました。)

三井野原駅に到着です。
ここはJR西日本の駅の中で最も標高が高いのです(727m)

あちこちで猛暑日となっていましたが、高原を吹き渡る風は冷涼でありました。
昔の駅舎は山小屋風のたたずまいでした、リニューアルされてもその雰囲気は残っていました。

この駅を訪れる列車は臨時を除けば3往復だけ。

辺りは山あいののどかな田園風景。
高原の風に吹かれながら列車を待ちます。

備後落合びんごおちあい方面から、コトコトと列車がやってきました。

さあ、ここから隣の出雲坂根いずもさかねの間には3段式スイッチバックがあります。
列車は振り子に例えれば、1往復半振れながら進行方向を変え、高度を下げていきます。
出雲坂根駅の標高は564m、一駅で約160m下るのです。

折り返し地点くると、運転士さんは逆の運転台に移り、方向転換します。

出雲坂根と出雲横田の間にある八川やかわという駅で降ります。

ここで降りた理由は2つあります。
この駅を通りすがるたびにその雰囲気に惹かれていました。

古い木造校舎の様なたたづまい。
しばしいい感じのテーブルとベンチで休憩です。

そして、もう一つの目的がお蕎麦。
隣の出雲横田、もう一つ隣の亀嵩かめだけと、美味しいお蕎麦をいただいてきました。
そしてこの八川駅前にも美味しいお蕎麦のお店があるのです。

駅徒歩1分、早速いってみましょう。

ご主人が黙々と蕎麦をうっていました。

お蕎麦をいただこうとしたら、メニューにおでんが。
しみしみのあつあつ大根をビールで流し込みます。
うまし!✧*。٩(ˊᗜˋ*)و✧*。

さあ、やってまいりました。
「ざいごそば」です。
「ざいご」とは田舎のこと、福島弁でも同じ言葉があります。
キノコや山菜などの具がたっぷり。
つゆをぶっかけていただきます。
連続うまし!

さて、ここで折り返して木次線の終着駅の備後落合びんごおちあいに向かいます。

ここで芸備線の新見新見にいみ行に乗換です。

備後落合は山あいのひっそりとした駅、でもここは昔は100人以上の駅員さんがいる、一大ターミナルだったのです。
そんな栄華も今は昔、でも風情のあるいい駅で、しばらくのんびりとしていたいのですが、今日は4分乗換。
この駅を訪れたエピソードのリンクを貼りますので、こちらもお読みいただければうれしいです。(冒頭、ちょっとテンションが異様です。)

備後落合から新見方面の区間は日本一の閑散路線として知られていて、その去就も注目されています。
さあ、その閑散ぶりを見てみましょう。

・・・・・結構混んでいますね。(´∀`; )
JR西日本がローカル線の見直しというニュースが流れたばかり、みんな何か察しているのかもしれません。

中国山地の深部をいくうち列車は新見に。

ここで姫新きしん線に乗り換え今日の宿泊地岡山県の津山つやまに向かいます。

津山に着くとそこには・・・むむん!?

「食べ過ぎ、禁モツ。」
おおぅ!受けて立とうじゃありませんか。٩(ˊᗜˋ*)و
街に繰り出しますよぉ!
(後編に続きます)

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