見出し画像

赤ちゃんの睡眠 「光の影響」 by ゆうこ (ゲストライター)

赤ちゃんのねんね専門家
IPHI乳幼児睡眠コンサルタントのゆうこです!
0歳から5歳までのお子さんの睡眠とママをサポートする
アドバイザーをしています。
私自身も2歳の女の子のママです!

娘のおかげで赤ちゃんの睡眠に興味を持つようになりました。
そう、赤ちゃんは眠かったら寝ると思っていたのに
「赤ちゃんを寝かせるのがすごく難しかった!!苦笑!」
睡眠の勉強をするまでは抱っこ以外の寝かせる方法なんて知らなくてずっと抱っこでお昼寝させていました。

必死で寝かせていましたが、だんだん体が悲鳴を上げていきました。
添い寝をしてみたり、背中スイッチを入れない方法を検索したり、
産後ボーッとした頭をフル回転させるも迷走。苦笑
そんな過去の私に今の私が飛んでいって教えてあげられるなら
教えてあげたい!!!

赤ちゃんの睡眠には「光の影響」が大きいってこと!!
ということで、今回は私の経験を踏まえながら
赤ちゃんの睡眠に大切な「土台」の中から
「光と遮光」についてお話しします!

生まれたばかりの赤ちゃんは、まだ昼夜の区別がはっきりついていない子がほとんどで3時間ごとに起きて飲んで寝て排泄して泣いてを繰り返します。
そんな赤ちゃんの体内時計を整えていくのにとても役立つのが
「光」=「日光浴」なんです。
実はこの日光浴。娘のときには意識していたので
比較的早い段階で昼よりも夜の方が長く寝てくれていました!

画像3

朝、決まった時間にカーテンを開けるように心掛け
窓際で15分は日光浴するように意識していました。
(例え天気が良くない日でも弱いですが光は届いています!)
朝、しっかりと朝日を浴びることで体内時計が整うと言われています。これは大人も赤ちゃんも一緒!
生後3ヶ月ごろまでは順調に夜間の睡眠時間が伸びて行きました。
しかし、生後3ヶ月の終わり頃から抱っこしていてもお昼寝からすぐに起きてしまうようになりました。

そして、徐々に夜起きる回数も増えて行きました。
そのころの私は、赤ちゃんの成長・発達に関して何も分かっていなかったのです。一般的には、生後3〜4ヶ月で昼夜の区別がついてきます。そして五感の発達も著しいため今まで起きなかったような音や光にも敏感に反応して起きてしまうことが増えていきます。

そうです、なので、このぐらいの月齢から明るいとすぐ起きちゃう赤ちゃんに対しては「真っ暗な部屋でお昼寝」させてあげたほうが寝つきが良くなったり、まとまってお昼寝しやすいのです!!(※赤ちゃんが昼夜の区別がついてくるまでは日中は明るい場所でお昼寝させてあげる方が良いです。)

その当時の私は、赤ちゃんの成長・発達に合わせて「お昼寝の環境も変えてあげることが必要」ということを全く知りませんでした。「真っ暗な部屋でお昼寝」するためには、お昼寝も夜と同じ寝室で寝かせてあげられると良いかなと思います。

安全のためにはリビングからでも目が届きやすい隣接した寝室か、離れているならベビーモニターがあると安心です。

画像3

寝室を真っ暗にする、という「真っ暗」も重要です。
カーテンの隙間から少しでも光が入っていると
まだ寝足りないのに眠りが浅くなったタイミングで起きてしまう子もいます。そんな子に対しては徹底的に光が入らないようにする「遮光」をすると、しっかりと寝てくれるようになります。

寝室に窓がない、雨戸やシャッターもあるから大丈夫!!
そう思った方も要注意なのが「ライト」です。
寝室でのスマートフォンの画面の光も
赤ちゃんの睡眠に影響があるとされています。
夜中の授乳のときにも育児日記としても
ついつい触ってしまうスマートフォン。
テレビやスマホの画面に含まれるブルーライトが眠りに必要なホルモン・メラトニンの分泌を抑制してしまいます。

授乳のときや暗闇で赤ちゃんを確認するときは、足元を照らす暖色系のベビーライトを使う方が赤ちゃんを覚醒させにくくなります。

3〜4ヶ月までの赤ちゃんには「強制注視」といって凝視したところから目を話せなくなる性質があります。天井の常夜灯の光が直接目に入ってしまうと夜中の覚醒などトラブルのもとになると考えられています。これはエアコンなど家電製品の電源光や延長コードの光なども注意が必要です。

光を意識するようになってやっと少しずつお昼寝ができるようになってきました。ほっとしたのも束の間、今度は夜に頻回起きをするようになりました。頻回起きに対して私がとった対策にも、今振り返ると反省点が満載です。

次回は、

「音」についてお伝えします!

sleepbabyroom.com
contact@sleepbabyroom.com

画像1



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?