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夏の声は日本人にしか聞こえない?!

空梅雨が明けてめちゃくちゃ暑くなりました。覚悟はしていたけど・・・、暑すぎです。地球、どうなっちゃんでしょう。
 
そんな夏でもちょっとした楽しみがあります。それは、夏の音。虫の声です。まだかな、まだかなと待っていたら、やっと聞こえるようになって嬉しいです。
 
随分以前に、道教の先生に師事していたことがありました。その仙人先生曰く、天籟(てんらい)・地籟(ちらい)は瞑想の邪魔にならないけど、人工的な音はとても気になって妨げられる、と。天籟とは天の音だそうです。雷とか風の音とか。地籟は地上の音響で、鳥や虫の声もこれらしいです。
 
不思議ですが、虫の声は、私達日本人にしか聞こえないそうです。右脳とか左脳とか、その辺の認識の仕方が違うようです。外国の人は虫の音そのものが聞こえないのです。しかし、どこの国の人でも、何年かこの国で暮らすと、 日本人になる ようで、聞こえるようになるそうです。これまた不思議。この国に長く住むと、日本人になってくる、ということのようです。
 
日本人だけに虫の声が聞こえるのは、私達が古くから天籟・地籟という大自然と共に生きてきたからなのでしょう。自然の色・音・声・味・・・に囲まれて生きた遠い祖先。縄文一万年の自然との共生記憶。DNAに刻まれたものってすごいなーっと思っていたら・・・・。
 
何とウェブニュースでは、定年退職後にずっと夢だった田舎暮らしを始めた人がいました。ところがいざ実現してみると、大変後悔してしまった。自然の音がうるさすぎて、鳥や虫や風の音がうるさくて不眠症になり、体調を崩してしまって、田舎暮らしを後悔した、というものです。
 
あららら・・・。そういうこともあるんだ。以前奄美の喜界島に住んでいたことがあります。民宿のオーナーが言うには、波の音(潮騒)があまりにうるさくて、まるでガード下にいるみたい。とてもうるさくて眠れない、という観光客がいるとのこと。確かに島の潮騒は凄かったので、怖いと思う人の気持ちはわかります。奄美の潮騒は大音響ですから・・。
 
近年保育園や公園で、子供たちの声がうるさ過ぎる!とのことで裁判にまでなっているケースがあります。一部の問題は、高齢者がお孫ちゃん世代と一緒にご飯食べたり遊んだり、一緒に過ごす”楽しい”時間が多くあれば、保育園の騒音は天の癒しの声に聞こえるかも知れません。
 
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