A東京が本気を見せてきた

　6月10日、Bリーグ界に衝撃が走った。

　千葉ジェッツを優勝に導いたセバスチャン・サイズがアルバルク東京へ移籍する。A東京といえば、田中大貴、安藤誓哉、竹内譲次に加え、4人目の代表選手となる安藤周人を獲得。初のBリーグ制覇に強力な補強に成功した。

　そこにセバスチャン・サイズが加入する…。

今回の契約は、バイアウト条項を行使。つまりは、千葉と複数年契約を結んでいたサイズを、A東京が違約金を支払うことで獲得した。A東京の本気度が伺える補強だ。

今季の成績

　サイズは、2019年に来日。サンロッカーズ渋谷で大きなインパクトを残すと、今季は千葉でプレー。高さと長いウイングスパンでインサイドを制圧する。今季は、1試合平均17.1得点、11.7リバウンドでシーズンを通して、ダブルダブルを達成。加えて3P成功確率は、31.4%を記録し、現代的なビッグマンであることを証明した。

A東京強すぎない…？

　来季におけるA東京の予想スタメンは以下の画像。インサイドには、カーク、サイズの強力コンビ。誰がこの2人からリバウンドを奪うことができるのか…。

　バックコートには、W安藤と田中大貴。W安藤は、3Pシュートもドライブもできるし、田中大貴は生粋のオールラウンダーだ。どのように対策すればいいのか…。

　来年のA東京に注目して観戦していきたい。