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「文學界」10月号目次

文學界10月号(9月7日発売)の目次です。

【講演】柄谷行人「『力と交換様式』をめぐって」
聞き手・國分功一郎/コメンテーター・斎藤幸平

【創作】三木三奈「消火器」
人生が思いもしない方向へ転がってゆくのを感じる――必ずやらかす私は、なぜ消火器を手に取ったのか

【特集】もうひとつの芸術史


芸術や哲学の力を借りて、ありえたかもしれないもうひとつの歴史を見出だし、醒めない悪夢からの出口を探る

〈現代美術〉岡﨑乾二郎「『感覚のエデン』を求めて」(インタビュー)聞き手・山本貴光

〈アメリカ文学〉鴻巣友季子×川本直×青木耕平「アメリカに抗するアメリカ文学」(鼎談)

〈ロシア文学〉工藤順・石井優貴「プラトーノフが書いた『もうひとつの革命』」(インタビュー)

(論考)
〈美術〉田中純「芸術史の逆撫で――ハラルド・ゼーマンを継ぐ」
〈写真〉竹内万里子「回復の途上で――傷つける写真、生み出される言葉」
〈映画〉竹峰義和「闘う伝記映画――ウィリアム・ディータレのハリウッド亡命時代」
〈漫画〉三輪健太朗「マンガを鉄道で読む人たち――モダニズムのパロディとしてのキッチュについて」
〈彫刻〉小田原のどか「不在・欠損・病――彫刻、理想化された身体をめぐって」

【小特集】『LOVE LIFE』


〈連続対談“恋愛”の今は〉深田晃司監督(ゲスト)×西森路代「感情のプロパガンダにどう向き合うか」
〈批評〉佐々木敦「ヒューマニズムについて――実験劇映画作家としての深田晃司」


【インタビュー】奈倉有里「いま、ロシア文学を読むこと」
【批評】中村香住「『属性』との付き合い方――『N/A』論」
【追悼・中井久夫】斎藤環「予言としての『対話とケア』」


【巻頭表現】山木礼子「怪力」
【エセー】林家彦三「おどけてみせる」/中上紀「没後三十年の熊野大学」


【強力連載陣】金原ひとみ/王谷晶/円城塔/辻田真佐憲/藤原麻里菜/DJ松永/成田悠輔/平民金子/高橋弘希/綿矢りさ/宮本輝/津村記久子/松浦寿輝/犬山紙子/柴田聡子/水上文/河野真太郎

【文學界図書室】綿矢りさ『嫌いなら呼ぶなよ』(児玉美月)/高橋弘希『音楽が鳴りやんだら』(陣野俊史)/今村夏子『とんこつQ &A』(柴田葵)


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