見出し画像

ASDっ子へのアプロ―チを変えてみる ~CPSオンラインサークル体験その①~

はじめに

私はのだのりさんが主催するCPSオンラインサークルに入って、今日初の活動となりました。今日は、その内容を簡単に(まだ勉強はじめ)まとめたいと思います。3ヶ月ぐらいの期間での無料講座(子供とのセッションがあるので、都合によるが、2週に1回ぐらいの頻度)という事なので、その都度Noteにまとめて行きたいと思います。今回は1回目。

<のだのりさんのページ>

のだのりさんは、ニュージーランドでお医者さんをやっているそうです。
アメリカCPSの創始者 ロス・グリーン博士の理論を知り、これを日本にも広めて、みんなでハッピーに!を夢見ているそうです。昨日Zoomでお話した際は、結構元気はつらつで、海外生活いいなあ~と正直思いました。私も仕事の都合で中国に1年半ほど住んだことあるのですが、やっぱり考えが広くなりますね。

このNoteを読んでもらいたい人

①発達障がいを持つパパ、ママ
②いう事きかない不良っ子がいて困っている家庭
③障がい者に携わる学校関係者、施設関係者

CPSって何?

CPSは「collaborative &proactive solutions」の頭文字を取ったものです。
直訳すると、「協調して積極的に解決策を見出すこと」という事らしいです。

でこれだとなんじゃそりゃとなるので、私が機能聞いた内容と、チャット系生成AIを駆使して、考えました。

「子供の気持ちに耳を傾け、協調して前向きに問題を解決する方法」

こう訳すと、わかりやすいかなと思います。なので、ヘッダ画像にはそう記載しました。前述したとおり、アメリカのロスグリーン博士が創始者の理論です。以下、彼についての説明です。Lives in the Balanceという彼が作ったNPO法人に記載されている説明を私が日本語訳してます。

ロス・グリーン博士 ロスは、彼の影響力のある著書『The Explosive Child』、『Lost at School』、『Lost & Found』、および『Raising Human Beings』で説明されているように、CPS「collaborative &proactive solutions」の創始者です。 彼はハーバード大学医学部で 20 年以上教員を務め、現在はバージニア工科大学心理学部の非常勤教授およびオーストラリアのシドニー工科大学理学部の非常勤教授を務めています。

Lives in the Balance

CPS講義

昨日は初めてのサークルだったので、CPSの概念について「のだのり」さんから解説を受けました。簡単なメモと自分で少し勉強した内容をもとに、ここからはCPSの概念について説明します。

フィロソフィー

CPSは、科学的根拠(エビデンス)に基づいたアプローチで、子どもや若者の「問題行動」そのものでなく、「問題行動」の大元になる原因の解決に目を向けています。例えば、「ブロッコリー」を食べない子どもに対して、「何で食べないの?」と問い詰めるのではなく、その原因を丁寧に子どもに訪ね、「緑で、つぶつぶしてる食感がイヤ」という本人しか知らない原因を洗いだし解決策を考えていく事です。

原理原則

“Children do well if they can” 子供は、できるなら上手くやるのだ

この言葉は、CPSにとって、というより子育てや教育にとってとても重要な意味を持ちます。子どもは「できる」つまり、そのスキルをもっていれば、上手くやれる。できないのは、今はそのスキルを持っていないだけ。という考え方に立ちます。

要求(~すべき)とスキル

昨日のサークルの講義の中で、下記の図について説明があったのですが、
問題行動は要求とスキルの差によって起きると、CPSでは考えます。

要求は親の(~すべき)という考え方です、
スキルはその子が持つものです。

問題行動はスキルと要求の天秤

※上記の図は、のだのりさんの下記の記事から図を引用しています。

「ブロッコリー」の話で例えると、親が「ブロッコリー」を絶対に食べさせなければと要求し、子どもの方は味覚がまだ十分ではなく、まずいとしか思えない、それを親に表現すべ(スキル)がないと、するなら、子供は泣きながら叫び、茶碗を投げるしかなくなります。そして親が叱りヒートアップ。問題行動ですね。
で、反対に、親が「ブロッコリー」を今食べなくても、「キャベツ」※ブロッコリーと栄養素が近いそうです。をよく食べてるからいいや、明日キャベツたっぷりのお好み焼きを作ろうという低い要求を持つなら、子供のスキルレベルが変わらなくても、問題行動を起こさなくなります。

結構、世間の目を気にしたり、親の思い込みによって、子供に大きな要求を突き付けている親は多いのではないでしょうか?この点でもCPSの理論を知る価値が十分にあると私は思っているのです。

CPSのプロトコール

CPSを使った場合の手順を示しています。これについては、次回の記事で載せていきたいです。あと、プランBという考え方があるのですが、それも重要な部分なので次回で説明します。

次回の講義はスキル

来週も、のだのりさんの講義を受けるのですが、次回は「スキル」について考えていきます。具体的には、私の息子たろう君の、今のスキルの状態をチェックシートを使って分析していきます。それをもとに話し合っていく回となるかと思います。講義はニュージーランドと日本のやり取りとなるので、時差を考慮しながら日程を決め、Zoomを使ってやり取りしています。のだのりさん参加募集を締め切ってないと思いますので、興味がある方は下記リンクからお願いします。無料ですし、まずは、お気軽に来てもらいたいそうです。

感想

CPS理論はなるほどなーという感じでした。私はもともと心理カウンセリングを学んでいたので、交流分析に近い考え方なのかなとも思いますが、CPSの方がより実践から出てきた理論なのだと思います。まだ、日本では無名の理論で、日本語訳の本もゼロという事で、AIと翻訳の最新の技術を使って資料を徹底的に日本語訳しようかなと思います。はたして、この理論がASDっ子に通用するのか、嫁と子供のバトルが減っていくのか?勉強しながら、実践して感触をつかみたいなと思っています。もしASDっ子にも通用するなら、是非日本全国に広めたいなと思っています。もう一人の日本からの参加者の方もASDっ子を抱えている方なのでかなり正確に効果がわかるのではと思っています。

終わりに


私が、のだのりさんに興味を持ったきっかけは、のだのりさんが私が書いた記事にコメントを残してくれたことです。

下記の私の記事へのコメントです。

このやり取りで、私がぼんやり思っていたことが、はっきり言語化でき、頭がすっきりしたのと同時に、なんなんだこの人は?と思って、のだのりさんのNoteをみてたら、サークル募集の記事があって、読んでみると今から始めるみたいなので、とりあえず応募。日本でのCPSの理論を広めるリーダー的立場への覚悟とあったのですが、NPO法人を立ち上げて社会貢献する覚悟を決めているのだから、のだのりさんの思いを応援し、有効な理論なら広げていくのも社会貢献の1つ。私にリーダーシップがあるのかはわからないですが、(一応大企業で課長職でしたが…。あまりリーダーシップとは関係ないですし)まあ、1つや2つ抱えるのは同じことだと思うので、即決、参加しました。

CPSについてもっと知りたい方は、のだのりさんに直接問い合わせるか、私の下記の公式ラインに登録してもらって、チャットで「CPSについて質問」と書いて、尋ねてもらえれば、わかることは何でもお答えします。無料です。

この記事が参加している募集

やってみた

是非とも、サポートお願いします! いただいたサポート費はふーくるボランティアグループとしての活動費に使わせていただきます!障がい者の子達が活き活きと働ける社会を創るためにご協力ください。よろしくお願いします。