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ひとりとひとりが、出会うということ。#自己紹介 #仕事。

知らないということは、まだそこに

余白があるということで。

いつかそこを埋められるという

希望があるということなのかも

しれない。

知らない仕事、知らない世界観。

知らない感じ方、知らない未来。

去年の5月頃から、noteで出会った方の

ホームのヘッダー画像やTwitterをはじめと

するSNSのプロフィールのためのキャッチ

フレーズなどを作らせてもらっている。

おそるおそるTwitterを始めたのが

3月の終わりごろだった。

そしてしばらく経った頃に、緑鮮やかな

クレソンの画像がタイムラインに流れてきた

ことがあった。


その健やかなクレソンの緑に目を

奪われた。

内面の想いだけを吐き出したり時には

その言葉の強さに気おされてしまいそうな

灰色めいたこころのつぶやきが多いなかに

あって、とてもそれは新鮮だった。

ふいに飛び込んできた美味しそうな緑色の

クレソン畑の画像は、目にも心にも

ごちそうをもたらしてくれた。

しばらくして、そのツイートをされていた

クレ村長のミズグチスイデンさんから

キャッチフレーズと肩書一式のご依頼を

頂いた。

その打ち合わせはすべてDMで。

ミズグチスイデンさんは、ご要望を

こんなふうに話してくださった。

半農半X でやってきたい。

半分、農業。 半分、X。

こんな感じで、生計を立てたいと。

そのもうひとつのXの半分は、できたら

IT関連を模索中なんですと。

農業×ITというコンセプトで肩書を作って

もらえないかというオーダーだった。

ミズグチスイデンさんが、思い迷いながら

最終的にクレソンを育てたいと思った、

そのプロセスがつづられたサイトが

こちらにある。⇊




沖縄県国頭郡本部町の中に昔からある集落

「水口」。

ここがミズグチスイデンさんの大切な水田が

ある場所だ。。

少しずつ情報を頂きながら会社のことは

もちろんのこと、そのほかにも地域のこと、

沖縄のことを発信したいと思っていること

などを教えてもらう。

ミズグチスイデンさんが2年前に書かれた

noteのプロフィールは、こちらです⇊

聴覚がとても敏感なクレ村長さんは

静かな場所を求めさまよったたある日。

ヤンバルの山の中に行きつきます。

どう生きていけばいいのか

人生に迷った青年を目覚めさせた

言葉があったんです、と打ち合わせの

DМに記されていた。

「足下を掘れ、そこに泉あり」 。

これは沖縄の詩人で民俗学者の伊波普猷

愛していたニーチェの言葉。

クレ村長さんの心の中にあのヤンバルの

湧き水を利用して先祖の土地を復活させ

たい思いがふつふつと募ります。

DМでお話させて頂いている時、クレ村長さんの

熱い1行にわたしは出会います。

道に迷った青年はやるべき事が見つかりました。


そしてそこに続くことばは

水田を作り、クレソンを栽培して人に喜ばれることを

しようというものでした。

クレ村長さんはそこから、ひとつひとつ人との

交流が始まりまるのです。 

キャッチフレーズをいくつか提案するにあたって

参考になったツイートが、こちらでした⇊

ここでいいなぁと思ったのは。

再生回復という2文字でした。

生まれ変わるということ、

それはもう一度頑張れる機会がそこに

あるということ。

わたしが提案したキャッチフレーズの中で、

ふたつの案が残りました。

◆キャッチフレーズ

E案
土を開くのではない 土がいのちとりもどす 再生の物語、
ミズグチスイデン。

F案
ひとりの夢を 水がつなげてくれた 家族のこころ
ミズグチスイデン。

この2案をひとつにしたものが、決定案になりました。

🍀ひとりの夢を 水がつなげてくれた 再生の物語 ミズグチスイデン🍀



クレ村長さんのTwitterのヘッダー画像です。

そして

◆肩書は

A案
アグリテックライター(Agri+Tech+writer)

B案
Agr×IT ライター

C案 アグリットゼーションライター
(Agri+IT+zation+ライター)
アグリ、農業をIT化することに特化したライターという
意味合い。

🍀D案 アグリットライター(agri +IT +ライター)🍀

この中からD案をお選び頂きました。


◆肩書のキャプション

A案
沖縄のとある村の山奥で、1000坪の土地 を開いて7年。昔なじみの水田の再生と再 現。それは自分自身の再生でもあった。あ る日、水の命に目覚める言葉と出会って。 じぶんも目覚めたことを知った。スマートア グリと、おひとりおひとりがつながる農業を 目指しています。

C案
かつて道に迷った青年はある日、喉の渇きに気 づかせてくれるような言葉と出会った。そしてひた ひたと湧き出る清らかなミズグチの水田でクレソ ンを育てています。僕が愛するこの場所のこと大 切な人達のこと伝えてゆきたい。ITが柔らかく農 業とみんなをつなげてくれる。そんな現実を目指 して。


このA案とC案の前半と後半をつなげたもので構成したものが、
クレ村長さんのTwitterのプロフィールになりました⇊


こんなふうに、わたしがヒアリングさせて

頂いた声をひとつずつ言葉のカタチになって

依頼者様に喜んでいただいた時とても

幸せを感じています。

いつも感じるのは。一番最初に注文を頂いた

時と納品後でその方の世界がわたしの

どこかにまじりあうことを感じます。

勝手に親しみとよびたくなるような

距離感が生まれることを感じています。

知らない世界を、ひとつずつ教えて頂く

わたしにとってのかけがえのない時間を

いつもありがとうございます。

今までお創りした方のカタログはこちらです⇊


ご入用の際はご注文はこちらからどうぞよろしくお願いいたします。




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