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読書は心の食事です。

ある本を購入して
その本の中で他の本を紹介していたり
他の本の中の言葉を引用していたりする時に
「あ!それ、わたし持っているよ!」と思い
本棚を探すことがある。


だけどいつぞやに断捨離だー!!とか言って
もうその本を捨ててしまっていて本棚にはなかったりする。


そうなると
どうしてももう一回読みたくなって
ネットや本屋で探しても
すでに出版社では刷るのをやめていて
もう購入できないことが、ままある。


断捨離では
1年着ていない服は捨てよう!だとか
今、読んでいない本は捨てよう!だとかいうフレーズが
溢れていたりするけれど
本に関しては、
そしてわたしに関しては、
そのフレーズを採用してはならないと
最近思い始めている。


数年ぶりに、なんなら十数年ぶりに
また読み返したくなることが多いからだ。


そもそも一度手に取った
一度購入までした本は
自分の感性に触れているというか
添っているというか
共鳴していることが多いから


時間を経ても
また少し違ったわたしとして
久しぶりに会った友達との対話みたいに
楽しめることが多いのだ。


そういうわけで、
また読み返したい本がある。

幸いその本は捨てておらず
本棚の奥で
またわたしが訪ねて来るのを待ってくれていたので
無事に取り出し、
再びわたしと話をしてくれている。


ありがたいことだ。


古本屋カフェとかあるといいのに。
(あるのかも知れないけど)

いや、本は場所も取るし
家に置いておくには限界もあるから
わたしが本屋カフェでもやったらいいか。


・・・まぁ、やらないけど。
(どっちなんだよ。。)


本はともかく、人さまに
食べ物や飲み物をお出して
おもてなしをしたいという欲求が
わたしの中にほとんどない。
(ズボラ人間。)


やはり客として
そのような宝物のような場所を見つける方が
わたしにはしあわせだろうと思う。


そんなことを思いながら
ソファで本をめくっているしあわせな午後
出版社から郵便物が届いた。

「 ? 」となった次の瞬間、
「!?」となった。

あれだ!

封を開けてみて、やはりそうだった。


ある本を購入した時についていた
読者アンケートのハガキを記入して送ったら
抽選で図書カードのプレゼント、
というものに当選したのだ。




あのハガキはわたしの中で、
とても当選率が高い。


出す人があまりいないのかな?


けっこう当たるから、本好きは出したらいいと思う。


ポイントは、
本の感想を紙面いっぱい位にちゃんと書くことと
「もし図書カードが当たったら、
 そのカードで次は〇〇の本を買いたいです」
と書くことだとわたしは
経験的に思っている。
*もちろん、その出版社さんの本を書く。もちろんです。


さぁこのカードを持って
次に買いたいと宣言した本を
これから買いに行って来ます。


出版社さん
ありがとうございます。


これからも世の中にたくさんの
素敵な本を送り出してください。


わたしにとって
読書は心の食事です。

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