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胃に優しい食事で気付いたこと

前回、玄米クリームなるものを食べた話を書いた。今回はその続編である。

軽く前回のことを書くと…
ストレスと暴飲暴食で吐き戻すのだが、そこに血が混じることで「胃を休ませる」ことになった。本来なら入院して点滴となるところを、諸般の事情で自力回復することに。
具体的には、可能な限りの絶食の合間に、最初のうちは玄米クリームを、それから玄米粥、さらに具なしの温かいうどんという具合に、徐々に普通の食事に戻してゆくといった手順を踏んだ。

噛む回数ではない

玄米クリームを食べた後に玄米粥を食べて思ったことがある。それは、まず第一に「今までいかによく噛まずに食べていたか」ということである。それは「噛む回数ではない」ということでもある。
よく30回とか50回と言われる。実際、以前から私は普通に50回くらいは噛んで食べていたから、よく噛んで食べているほうだろう。他の人よりも食べるのが遅いのは自覚していたし、他の人から食べるのが遅いと言われることはあっても、早食いだとは言われたことがない(大食いとは言われるが)。ただ、それでも適切に噛めているかということである。
玄米粥を口の中に入れて噛んで、玄米クリームを食べた時の状態になるまで噛む。口の中に入れた分量の2倍になるまで噛んでから飲み込む。やってみればわかるが、正直、玄米粥とはいえ150回から200回は噛まないと飲み込めない。
あの玄米クリームを飲み込む時の状態にまで持っていかないと、十分に噛んだとは言えないだろう。お粥だったり、うどんだったり、世間で胃に優しいと言われる食べ物は色々あるが、どんなに優しい食事でも、きちんと噛まないことには胃に余計な負担をかけてしまう。そして、くどいが、ここで言う「きちんと噛む」というのは回数ではない。胃に負担のかからない状態にまでもっていって初めてきちんと噛んで食べると言えるのだと私は思うに至った。

味覚が変わった

「ひたすら絶食で玄米粥」とか「ひたすら絶食で具なしうどん」を何度も繰り返した後に私が選んだのは、ダッチオーブンで無水調理した温野菜と、これまたダッチオーブンで作った豆乳鍋だった。
どちらも野菜のみで肉は入れていない。油も使っていない。そういう意味では、これも胃に優しい食事である。
ついでに言うと、味付けらしい味付けはしていない。野菜の甘さだけで十分だった。塩も使う必要がなかった。

玄米クリームについて書かれたサイトを見ていたら、回復食として白身魚を加える人がいることを知る。それで行きつけの回転寿司で白身魚と味噌汁を注文した。今まで何とも思っていなかった味噌汁が、随分としょっぱく感じた。

これから書くことは医学的な裏付けのないことであることを予めお断りしておくが、味覚障害のある方は試しに一度、玄米クリーム食をやってみてはどうだろうか。「ひたすら絶食してから玄米クリームを口の中で体積が倍になるまで噛んで食べる」というのを3日くらい繰り返してから元の食事に戻す。ひょっとしたら味覚が戻ってきてくれるかもしれない。

食べる量が減った

さて、先程、回転寿司に行ったことを書いたが、それについて少し補足したい。
「きちんと噛む」ことは忘れずに実行している。そのせいかもしれないけど、いつも10皿ほと食べていたのが6皿で満腹である。正直5皿でも良いかもしれない。

体重も減った

私は安易なダイエットは嫌いだし、必要以上に痩せるのは問題だと思う。痩せ気味よりは太り気味のほうが、まだマシだと思う。
ただ、BMI が28という「太り気味」な私は、この1週間ほどの「胃に優しい食事」の実践で、体重が2%減り、BMIも0.7ほど改善した。これは狙ってそうなったものではなく自然とそうなった。
まぁ当然と言えば当然である。私の食べた玄米クリームのパッケージには62kcalと書かれている。これを1日に2回くらいと、豆乳を400mlくらいしか胃に入れていない。そんなに少ししか食べていないのに、この1週間ほども私のスマホに入った「あるくと」というアプリによると、私は毎日1万歩以上は歩いていたのである。

なお、バセドウ病の私の基礎代謝は、タニタの体重計によると2800kcalほどある。私の場合、バセドウ病の患者にしては珍しく、バセドウ病になって見た目はそれほど変わらないのだが25%ほど体重が増えたということも付け加えておく(普通は痩せる)。
別に私は痩せたいとか、痩せないとマズいということは特にない。ただ、これ以上は太れないとは思っている。それと愛車の燃費のことを思うと元の体重に戻したいとは思う。
普通の食生活に戻したとしても、毎日1回くらいは玄米粥でも良いかな、と思っている。

財布にも優しい

回転寿司の10皿が6皿に減るということは、単純計算で食費が40%抑えられるということを意味している。ただ、それだけではないということを示したい。

まず、私の食べたオーサワの玄米クリームと豆乳は、合わせても一食あたり300円くらいのものである。仮に3食全てこの組み合わせにしたとしても1,000円でお釣りが来る。玄米クリームではなく玄米粥であれば、更に安上がりになる。
ついでに、元々、私の場合、病院のお世話になって点滴を打って…とするところを玄米クリームなどで治そうとしたということも付け加えておく。病院に支払う金額を思えば、これがいかに安いものであることか。

なお、玄米粥であればスープジャーで簡単に作れることも付け加えておく。温めたスープジャーに、玄米とお湯を入れて蓋をし、3時間くらい置いておけば玄米粥は出来上がる。小豆玄米粥もそうである。
まぁ私の場合、3時間くらい置いて「小豆玄米茶」だけ飲んだ残りに熱湯を入れて、より柔らかい小豆玄米粥を頂くのだが。

スーパーで売られている有機栽培の玄米が2kgで1500円くらいである。これだけあると80食分くらいは玄米粥を作ることができる。計算してみればわかるが、玄米粥1食あたりの材料費はコンビニでチ□ルチョコ1個を買うのと同じくらいのお値段である。

話は脱線するが、ニュースを見ると、今の日本では格差が広がっているとか、貧困問題があると言われている。食べるのにも困る日本人が日本に住んでいるという。どこぞやの知事が米を生活保護世帯に現物支給するなどと言っている。
白米ではなく玄米を配れば良いのにと私は思う。それとスープジャーも配れば良いのに。
どうしたら光熱費を抑えられるか。どうしたら食費を抑えられるか。
子ども食堂とかもそうだが、モノを与えるのではなく、「どうしたら改善できるか」に焦点を当てないのは偽善だと私は思う(流石にこれも東京五輪と同じく利権がという話かななんてことは言わないが)。そもそも日本は、世界のトヨタに代表されるようにKAIZENの国である。

ついでに私の場合、晴れた日の日中であれば間違いなく、太陽熱でお湯を沸かす。調理に要する光熱費も抑えられる。
これは私がnoteで提供しているマガジンを読めばわかるが、エネルギー資源の乏しい日本でエネルギーを節約することは極めて大切名ことだと考えるから、そうしているまでのことである。私はケチではない。

普通の食事って何?

お陰様で今の私は普通の食事を摂ることができるまで回復した。ただ、正直「普通の食事」というのが何なのか、よくわからなくなっている。
普通の食事を摂れるとはいえ、脂っこい食べ物は避けたいのだが、世の中の95%は脂っこい食べ物である。ここで言う脂っこい食べ物には、油が使われた食べ物や肉が使われた食べ物を含めている。これらが含まれない食べ物を探すのは、なかなか大変である。
ドレッシングのかかっていない温野菜とか、肉の入っていないお粥を食べられるお店といものが、なんと少ないことか…。

普通、ジャンクフードど言えば、ハンバーガーのようなファストフードが筆頭に上がってくる。今一度ジャンクという言葉を辞書で調べると「くだらない、役に立たない、がらくた、廃品」とある。
ということは、ジャンクフードの反対は、例えば胃に優しい食事(胃を休ませるのに役立つ食事)も含まれてくる。「その食事は何の役に立つのか」と問うた時に回答に困る食べ物は全てジャンクフードである。もちろん高校生などが学校帰りにファストフードでポテトを山分けして「友達と仲良くするのに役に立っている」「楽しい青春の1ページとして役に立っている」という意見があることは認めるが、ここではそのような精神的や社会的な面ではなく身体的な面で役に立つのかどうかを問いたい。
この「身体的に何の役に立つのか」立たないものは全てジャンクフードであるという考え方で、身体的に役立つ食事を普通の食事と定義すると、普通の食事というものがレアであることに気付かされた次第である。

まとめに代えて

これまでも私は、それなりに何を食べるかには気を使ってきたほうだと思う。しかし甘かったと気付かされた。
私自身、まだまだ改善の余地がある。早速、明日も私はランチミーティングの予定があるのだが、であれば今日、何ができるか。明日の夜はどこで何をどう食べるか。
必要以上にストイックになる必要はない(食生活に楽しみや社交性も必要ですから!)が、今回のことを糧に食に対する知性のある行動をしたい。

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