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元NICUの医師が、小児発達の子供を10年2000人診た境地 前編

 先日の受診の話です。

受診の経緯

 市の発達検査では標準レンジに入っているが、療育を受けても良いのではの見解が娘に出たのが初秋。その後ようやく受診に至りました。

問題点のおさらい

 グレーゾーンといわれるこのレンジは、「医師の一筆」これを医師サイドで見ると意見書といいます。がそれは発達に関しては、内科、外科ではなく発達心理という分野に相当することになっています。ただ、予約が本当に取れません。かかりつけの小児科でもらえるかといわれると、そのドクターもガイドラインに基づくエビデンスが無いとかけないというのが現実です。

受診した医師の経歴

 そもそも、心理の先生ではありません。一介の小児科医です。但し、開業する前は、北里大学病院のNICUに在籍したドクターなんだそうです。
 開業し、この10年で延べ2000人発達の障害の子供を見たそうです。年間で診れるのは200~300人だそうです。
 自身がNICUから、開業し小児発達を調べ、患者を診てきたスタンスから小児科医として、意見書が書けない、見れないなどというのは怠慢だという持論をお持ちのようです。
 ご自身も70歳を超えあと何年かというところで、何を遺すかということを考えていらっしゃいます。

とにかく必要なこと

 市中の小児科で軽微な発達を受け入れるためのガイドラインさえあればよいのです。それをどこかの都市で誰かが音頭を取って作れば拡散します。
 それが無い、拡散されないそこが問題なのです。

 今日はこんな感じで。


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