『体育教師を志す若者たちへ』後記編14 奈良教育大附属小問題に関連して
昨年度末、奈良教育大学附属小学校で学習指導要領通りの教育が行われていないという理由で、何名もの教員が「処分」、「出向」させられるという問題が起こりました。この件に関して、私たち教職員は学習指導要領通りに忠実に授業を進めなければならないのかという点について考えてみたいと思います。報道によれば、問題とされた事項のひとつに「毛筆」の指導があったとのこと。附属小では準備や片付けがしやすい筆ペンを使用していたとのことです。こんなことまで問題にされて、「不適切」とか「処分」となるのであ