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#181 散る桜に感動の体験 / 朝から充実の時間を過ごせた日

春の桜に秋の紅葉狩り。
四季の醍醐味。

数年前は楽しみたいと思いながら
忙しさで見に行けなかったり、
休みは家でゆっくりしたかったり、
はたまた都合がつかなかったり、
あるいは桜や紅葉に意識を向けることがないまま
気がつくと見頃が終わっていたこともあった。


今年3月初旬に早咲きのめずらしい桜を見に行ったけれど、
4月の桜の時期は出勤続きで
休みになったと思えば天気が良くなかったりで
通勤途中に見かける桜で楽しんでいた。


桜の見頃も過ぎたかなという頃。

朝早く用事で出かけた際、
仕事の繁忙期が終わって自然の癒しを求めていた私は(笑)
思い立って帰りにその近くの山の中にある自然公園に寄った。

まだ朝の9時半前。

朝ごはんを食べずに家を出たので
公園で食べようとコンビニでおにぎりとお茶を買った。

思いつきで立ち寄った公園で
思いがけず素敵な体験ができたのだった。



公園に近づくにつれ
山肌に薄いピンク色が点在するのが見えてきた。

桜が咲いてる。

まだ桜があったのだと喜んで公園に踏み入れ、
遊歩道の坂道を上っていく。
なかなかいい運動だ。

カーブで坂道を曲がったとき、
道いっぱいに桜の花びらが散り敷いているのが
目に飛び込んできた。

思わず息をのむ。


なんてきれい。

桜の木からは時折ひらひらと花びらが舞い落ちていて
それはきれいな風景だった。

向こうの方から、親子の
「わあ〜、きれい!」「きれいねえ。」
と声が聞こえる。




桜の花びらの道を進むと、その先にきれいな桜並木があった。


満開を過ぎたとはいえ
まだまだきれいに花を咲かせていた。

そしてここでも薄いピンク色の花びらが
風にサラサラサラと舞い落ちていた。


映像では見えづらいけれど
優しく花びらが舞っていて、
花びらが散った道には木漏れ日が影を落とし、
ウグイスが鳴いている。

自然が調和している。
心が落ち着く。


足元の枯葉と緑の草、薄いピンクの花びらのコントラストが美しい。
散っても素敵。

来てよかったとしみじみ思う。

桜をあきらめていた私に
思いつきがこんなに素敵なギフトをくれた。


桜の花の下におあつらえ向きに木のテーブルとベンチがあり
バッグからお茶とおにぎりを出してきて
朝ごはん。


桜の木の下のベンチで
コンビニで買ったほうじ茶と梅のおにぎり


桜の花の下で食べるなんて最高だ。

見頃が終わってることと、朝9時半過ぎという早い時間の為か
人もまばらでほぼ独り占め状態。
見頃の時期だとこうはいかないだろう。

適度に人がいて、
親子連れや犬の散歩をしている女性、
散歩しているおじいさんや、ご夫婦。

桜の道で、小さな子どもさんが犬に走り寄っていき
お母さんが飼い主の女性に
「わんちゃん、ちょっと触らせてもらっていいですか?
(子供が)なでたいみたいで、、」
「どうぞどうぞ。」
「なんていうわんちゃんですか?」
和やかな会話が続いている。


穏やかで優しい風景が広がる。



この公園は健康のことも考えて作られているようで
「運動しましょう」とすすめる文言の看板があったり
アスレチックもある。

山の中にあり、坂や階段が多いので確かに運動にはうってつけだ。
ジムで歩いていたこともあるが、
自然は癒し効果があり、
自然が好きで運動したい人には一石二鳥。

家が近かったら歩きに来たいところだ。


桜は見頃を過ぎるとあきらめてたけど
名所に行けなくても
見頃を過ぎても
散る花びら、散り敷いた花びらの美しさに
感動体験した。

満開は満開の美しさ、
散る頃には散る美しさ。

桜ってすごいな。

人も少なく、ゆっくりときれいな景色を堪能できて
咲き終わりの頃もいいものだという新発見。


直感で動いてみたら
なんでもない所に
思わず自分にとって素晴らしいことが落ちている。

人生はどんどん過ぎていくから
自分のやりたいと思ったことは
小さなことでもどんどんやってみたい。

自分がしたいと思ったら動く。



公園を出たのが10時半過ぎ。
用事を済ませて、たっぷり桜を楽しんで
まだこんな時間か〜とちょっと嬉しい。

新しくできたカフェでお昼を食べようと
向かった。



🌱お読みいただきありがとうございました(^ω^)













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