【コーヒー器具紹介】個性豊かなドリッパーたち
みなさん、コーヒードリッパーは何を使っていますか?
僕は初めはなんとなく選んでいました。
しかし、ドリッパーはシンプルな形だけど、それには一つ一つの違いや意味があります。
それを知らないままではもったいない!
そこで、僕が今使っているドリッパーの紹介をしていこうと思います。
コーヒー器具を揃える際の参考に、ぜひご一読ください。
【どれにしよう?】個性ゆたかなドリッパーたち
①「HARIO V60」
②「カリタウェーブ」
③「HARIO スイッチ」
④「origami」
僕が使っているドリッパーを買った順番に並べてみました。
ドリッパーには、いろいろな形があります。
円錐型、下が平らになっているもの、台形の形をしているもの。
その一つ一つに違った特徴があり、それを生かして淹れ方も変える人が多いです。
そもそも、コーヒーの味には流行りがあります。
今の流行は、「サードウェーブ」と呼ばれています。
それは、浅煎り寄りで、コーヒー豆がもっている本来の味を引き立たせようとするものです。
そんな波に応じて、ドリッパーも変化してきました。
どんな形にするのか、そして、ドリッパーに入れる溝(リブ)の長さはどうするのかといったように。
そんなことも念頭に入れながら、各ドリッパーの形を見てください。
①HARIO V60 (プラスチック)
円錐型(コーンシェイプ)と呼ばれる形で、コーヒーが落ちていく穴は大きく1箇所。
使うフィルターも同様な形をしています。
このドリッパーの特徴は、リブ(溝)の長さ。
リブが下から上まで、しかもカーブを描くように入っています。
これによって、水がより速く、下へと流れていくように調整されます。
そのため、
”自分の淹れ方の工夫次第で、すっきりした味からどっしりした味まで表現できる”
のです。
初心者の人から上級者の人まで、誰にでもおすすめできるドリッパーです!
②カリタウェーブ (陶器)
僕がもつドリッパーたちの中では、唯一、底が平らな形をしています。
コーヒーが落ちていく穴は3つ、底に小さく開いています。
これらの構造により、HARIOと比べると、お湯が落ちてくるスピードは比較的遅いです。
そして、淹れているときにお湯がドリッパー内に溜まりやすいのが特徴です。
しかし、この特徴をうまく使うことによって、
”いつでも同じ味で、安定して美味しいコーヒーを淹れることができる”
のです。
シンプルな淹れ方で、安定して美味しいコーヒーを作りたいという方におすすめです!
一つ難点は、フィルターも特徴的で、他のより少し高く、なかなか店頭では売っていないことです。
③HARIO スイッチ (ガラス)
形はやリブはV60と変わらないですが、これは少し特殊な構造です。
スイッチという名前の通り、ドリッパーにスイッチがついています。
これにより、なんと、まるでお風呂のふたみたいに、蓋をすることができるのです。スイッチをオンにしていると、お湯が下に落ちなくなります。
もともとは、コーヒーを蒸らす時間にオンにして、粉全体をしっかりお湯と触れされることを目的に作られたものです。
なぜ僕がこれを買ったかというと、バリスタの「粕谷哲」さんが、youtubeでこれを使った淹れ方を紹介していたからです。「悪魔的なレシピ」とも言っていました。
実際入れてみると、たしかに雑味が少なくて、とてもすっきり。でも、しっかりとしたコーヒーの旨さがあるものになりました。
ひと手間加えるだけで美味しいコーヒーができる。
おいしいコーヒーを追究したい方はぜひ!
④origami-オリガミ (陶器)
最近購入したドリッパーです。
なんといっても、形と色が美しい。
また、色のバリエーションがとても多く、インテリアにもなり得ます。
もう一目惚れでした!
ポイントはこの形。まるで折り紙を折って作ったかのような溝の入り方。
この特徴的な形により、円錐型とウェーブ型のフィルターを両方使うことができるんです!どっちのフィルターを使うかによって、お湯の抜け方が変わる、面白いドリッパーです。
コーヒーを淹れることに慣れてきたら、ぜひ研究してみてください!
まとめ
以上が今、僕が使っているドリッパーたちでした。
まとめます。
どれも個性豊かで、使っていて楽しいものばかり。
慣れてきたら、飲みたいコーヒー豆に合わせて、自分が入れたい味を想像しながら、ドリッパーを選ぶこともできます。さらに淹れることが楽しくなりますよ!
他にも、世の中には、もっとたくさんのものが販売されています。
気になったものはどんどん試して、研究していってください。
皆さんにとって、いい相棒が見つかりますように。
【次回・・・コーヒーの道具を揃えよう】
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